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ほうれん草を『蒸しゆで』すると時短、甘みマシマシ!『ほうれん草と牛肉の中華炒め』

寒くなるほど甘みが増して、おいしさが際立つほうれん草。そんな旬の野菜を、ひと手間省ける時短ワザで、緑がきれいな中華炒めに仕上げます。味つけは白いご飯によく合う甘辛味。牛肉の力強いうまみと、きくらげのコリコリっとした食感で満足度抜群の一皿です。

『牛肉とほうれん草の中華炒め』のレシピ

材料(2人分)

牛こま切れ肉……150g
ほうれん草……大1わ(約250g)
生きくらげ……30g
片栗粉……大さじ1
サラダ油……大さじ2/3(蒸しゆで用)、大さじ1/2(炒め用)

〈A〉  
酒……大さじ1  
しょうゆ……大さじ1と2/3  
砂糖……小さじ1  
こしょう……少々

作り方

(1)ほうれん草は根元に十字の切り込みを入れ、たっぷりの水に浸して根元の汚れを落としながら洗い、水けをきって長さを3等分に切る。きくらげは堅い部分を切り、大きいものは2~4等分に切る。牛肉はボールに入れ、片栗粉を加えて全体にまぶす。

(2)フライパンにサラダ油大さじ2/3を中火で熱し、ほうれん草を入れて強火にし、10秒ほど炒める。水大さじ1をふり、ふたをして30秒~1分、ほうれん草がしんなりとするまで蒸しゆでにし、ざるに上げて水けをきる。

(3)フライパンをさっと洗って水けを拭き、サラダ油大さじ1/2を中火で熱して牛肉を入れ、ほぐしながら炒める。肉の色が変わったらきくらげを加えてさっと炒め、〈A〉を順に加えて炒め合わせる。(2)のほうれん草を戻し入れ、さっと炒める。

手早く作れて、ご飯がすすむ頼もしさ。旬のほうれん草を見かけたら、ぜひ手にとって作ってみてくださいね♪

『オレンジページ』2025年12月2日号より)

教えてくれたのは…
大庭 英子オオバ エイコ
料理家

料理家、福岡県出身。基本をふまえながらも、アイディアに満ちあふれる料理を日々提案。身近な材料と調味料の組み合わせが絶妙で、大胆で素材を生かすシンプルなレシピが人気。『オレンジページ』では創刊当時から活躍。数多くの雑誌や書籍で支持される。

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料理/大庭英子  撮影/南雲保夫 スタイリング/佐々木カナコ 文/池田なるみ