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自分の『理想の睡眠時間』が簡単に分かる方法とは?東大教授監修のセルフチェック

「もっと寝たい」「寝ても疲れが取れない」――そんな人は、睡眠時間が体に合っていないのかもしれません。

睡眠研究の専門家・林悠さんによると、じつは人によって〈ベストな睡眠時間〉は異なるそう。簡単セルフチェックで、あなたにぴったりの睡眠時間を確認してみましょう!

理想の睡眠時間は人それぞれ

自分に必要な睡眠時間は、次の方法で測定できます。

❶ アラームなしで好きなだけ寝てみる
❷ ❶の時間から1.5時間を引く

快眠と感じる時間は人それぞれ。なるべく理想の睡眠時間を確保できるよう意識してみましょう。眠るときは外の光を遮るために、遮光カーテンを使うのがおすすめ。ない場合はアイマスクで光を遮断するのも◎。

休日の寝だめはNG!

なお、「休日の寝だめ前提」で、平日の睡眠時間を削るのはNG。体内時計のリズムがくるって、睡眠の質がどんどん低下します。結果、平日の朝がさらにつらくなってしまうことに。平日も休日も、なるべく睡眠時間を同じにするのが理想です。

寝る時間を変えるだけで、朝の目覚めが変わるかも。 あなたの体がいちばん喜ぶ眠り方を、今日から少しずつ探してみてくださいね。

『オレンジページ』2025年10月2日号より)

教えてくれたのは……林 悠さん

東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)客員教授。博士(理学)。近著に『ぐっすり眠り、スッキリ目覚める! 明日が変わる 睡眠の科学大全』(ナツメ社 )。

監修/林 悠 取材・原文/宝田真由美 イラスト/植松しんこ 文/池田なるみ