気になるトピックスを毎日お届け!!

あえるだけなのに別次元のウマさ。樋口直哉さんの『海苔の佃煮クリームパスタ』とは?

シンプルな見た目とは裏腹に、驚くほどの奥深さ。

料理家・樋口直哉さんに教わるのは、〈のりのつくだ煮〉を使った和テイストのクリームパスタ。

ゆずこしょうの風味があとを引いて、食後だって余裕でペロリ。これは無限にいけちゃう一皿です!

取材で知り合った老舗つくだ煮屋さんの、絶品のりのつくだ煮を生かすべく考えた料理。飲み会のしめに出すとウケも抜群!

樋口直哉さん

『のりつくだ煮のクリームパスタ』のレシピ

材料(2人分)と作り方

湯1.5リットルを沸かして塩大さじ1を入れる。スパゲティ160gを加え、袋の表示どおりにゆでる。フライパンに生クリーム(乳脂肪分約35%)1/2カップのりのつくだ煮大さじ1(20g)粉チーズ小さじ1ゆずこしょう小さじ1/4を入れて中火にかける。沸騰したらゴムべらで混ぜ、つくだ煮を溶かす。火を止め、スパゲティを加えてあえる。

つくだ煮の奥深さを、こんなかたちで再発見できるとは……。なじみのある食材の、ちょっと新しい味わい、ぜひ楽しんでみてください。

『オレンジページ』2025年7月2日号より)

教えてくれたのは……樋口直哉さん

樋口直哉さん

服部栄養専門学校卒業後、料理教室助手やフレンチレストラン勤務を経て料理研究家に。作家としても活躍し、2005年『さよなら アメリカ』(講談社)で群像新人文学賞を受賞し、デビュー。同作は芥川賞候補になる。最新刊『読むだけで料理がうまくなる本』(小社)好評発売中。

あわせて読みたい

料理・撮影/樋口直哉 文/池田なるみ