2022.08.31

SDGsの第一歩! 「もったいない」をなくして、ラスクを食べよう!

昨今話題になっている「SDGs」。よく耳にするので、みなさんもよくご存じだと思います。念のためおさらいしておくと、

SDGs=持続可能な開発目標

みんながこれからも安心して地球で暮らし続けるために、国際的にかかげられている目標です。日本はもちろん、世界各国でさまざまな目標が立てられていますよ。

ちなみに、そんなSDGsの取り組みに、よく似た日本語があるのを知っていますか?

チッ……チッ……チッ……チーン!
そう! 「もったいない」‼︎

もったいない」とは、まだまだ使えたり食べられたりするのに、捨てるなどして無駄にしてしまうことを惜しむ言葉。もともとは日本独自の言葉でしたが、今では「MOTTAINAI」とそのままの発音で、世界共通語にもなっているんです。

さて、みなさん……、「もったいないこと」しちゃっていませんか?

たとえば、「食パンのみみ」

 「硬くて嫌だ〜」って食べ残しちゃったり、サンドイッチを作るときに切り落としちゃったり。一応「あとで食べよう」と思ってとっておいても、結局腐らせてしまってゴミ箱へ……なんていうのは意外とあるある(涙)。

そんなもったいないことをする前に、アレンジメニューでおいしくいただいちゃいましょう!

食パンのみみで作る、カリカリ&サクサクのラスク



材料(作りやすい分量)


食パン(8枚切り)のみみ…1斤分
バター…30g
グラニュー糖…大さじ2

用意するもの

小さめの耐熱の器
ラップ
バット
オーブン用シート

作り方

1

耐熱の器にバターを入れてラップをかけ、電子レンジで40〜50秒加熱する。オーブンを150℃に温めはじめる。溶かしバターの1/2量をバットに広げて、食パンのみみ1/2斤分を白い部分を下にして入れ、上下を返す。

2

1にグラニュー糖大さじ1を加え、全体にからめて、オーブン用シートを敷いたオーブンの天板に並べる。残りの1/2斤分も同様にして、同じ天板に並べる。

3

2を150℃のオーブンで30分ほど焼く。取り出し、広げてさます。

 
どうです? 意外と簡単でしょ? 作ってみたくなりましたか? 
おやつにぴったりなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

食べ物や持ち物を大切にすることは、限りある地球の資源を守ること。そこには、こどもたちがおじいちゃん、おばあちゃんになった未来も、この地球で安心して暮らせるかどうかがかかっています。



「食パンのみみ」だけで……なんて思わず、まずは身近なところの小さなことからコツコツと! 
ぜひこの機会に親子で話し合い、ひとつひとつの行動を見直してみて。

みんなで「もったいない」をなくしましょう!

『こどもオレンジページ No.4』より)

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監修/平井 巧 料理/市瀬悦子 撮影/福尾美雪 イラスト/MASAMI 文 /児玉知子

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