SDGs=持続可能な開発目標
みんながこれからも安心して地球で暮らし続けるために、国際的にかかげられている目標です。日本はもちろん、世界各国でさまざまな目標が立てられていますよ。
ちなみに、そんなSDGsの取り組みに、よく似た日本語があるのを知っていますか?
チッ……チッ……チッ……チーン!
そう! 「もったいない」‼︎
「もったいない」とは、まだまだ使えたり食べられたりするのに、捨てるなどして無駄にしてしまうことを惜しむ言葉。もともとは日本独自の言葉でしたが、今では「MOTTAINAI」とそのままの発音で、世界共通語にもなっているんです。
さて、みなさん……、「もったいないこと」しちゃっていませんか?
たとえば、「食パンのみみ」!
「硬くて嫌だ〜」って食べ残しちゃったり、サンドイッチを作るときに切り落としちゃったり。一応「あとで食べよう」と思ってとっておいても、結局腐らせてしまってゴミ箱へ……なんていうのは意外とあるある(涙)。
そんなもったいないことをする前に、アレンジメニューでおいしくいただいちゃいましょう!
食パンのみみで作る、カリカリ&サクサクのラスク
材料(作りやすい分量)
食パン(8枚切り)のみみ…1斤分
バター…30g
グラニュー糖…大さじ2
用意するもの
小さめの耐熱の器ラップ
バット
オーブン用シート
作り方
1
耐熱の器にバターを入れてラップをかけ、電子レンジで40〜50秒加熱する。オーブンを150℃に温めはじめる。溶かしバターの1/2量をバットに広げて、食パンのみみ1/2斤分を白い部分を下にして入れ、上下を返す。2
1にグラニュー糖大さじ1を加え、全体にからめて、オーブン用シートを敷いたオーブンの天板に並べる。残りの1/2斤分も同様にして、同じ天板に並べる。3
2を150℃のオーブンで30分ほど焼く。取り出し、広げてさます。どうです? 意外と簡単でしょ? 作ってみたくなりましたか?
おやつにぴったりなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
食べ物や持ち物を大切にすることは、限りある地球の資源を守ること。そこには、こどもたちがおじいちゃん、おばあちゃんになった未来も、この地球で安心して暮らせるかどうかがかかっています。
「食パンのみみ」だけで……なんて思わず、まずは身近なところの小さなことからコツコツと!
ぜひこの機会に親子で話し合い、ひとつひとつの行動を見直してみて。
みんなで「もったいない」をなくしましょう!
(『こどもオレンジページ No.4』より)
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