
さわやかな香りとほろ苦さがよいアクセントになるイタリアンパセリ。あざやかな緑色の葉が料理を華やかに引き立てますが、つけあわせにしておくのはもったいない! 野菜感覚でたっぷり食べたいハーブです。今回は、バジルならぬイタリアンパセリで、ジェノベーゼ風のパスタに。イタリアンパセリは葉が大きく、軸がしっかりしているので、包丁で細かく刻みやすいのもメリットです。
イタリアンパセリを刻むときは、束にして茎のほうを持ち、葉先から包丁を入れると切りやすい! 砕いたくるみ、粉チーズ、おろしにんにく、オリーブオイルなどソースの材料と合わせてボールに入れておき、パスタがゆで上がったらゆで汁大さじ3とともに加えて、しっかりあえます。ゆで汁はソースを乳化させるために必要なので、パスタの湯をきる前に、取り置くことを忘れずに。




スパイス&ハーブマスター
山田かず美さん

さわやかな香りとほろ苦さがアクセント。添えるだけでなく、野菜感覚でたっぷり食べられるのも魅力です。サラダの材料や、他のハーブとともにみじん切りにして使うのもおすすめ。
葉の形が平たく、香りがおだやかな種類のパセリ。肉・魚・卵料理など、あらゆる料理の飾りに使われます。つけあわせだけでなく、タッブーレなどのサラダ、スープ、マリネなどに大活躍。茎はブーケガルニの材料として、煮込み料理に使えます。
約15g オープン価格
料理/重信初江 撮影/鈴木泰介 スタイリング/澤入美佳 取材・文/高丸昌子 熱量・塩分計算/五戸美香(スタジオナッツ)
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