「ひたひた」、「かぶるくらい」、「たっぷり」。料理の水加減、それぞれどのくらい?

素材を下ゆでするときなど、どの程度の水の量なのかをおおまかに表すときに「ひたひた」「かぶるくらい」「たっぷり」といった表現を用いる。それぞれ分量の目安を知っておくと便利。
ひたひた
主にじゃがいもやかぼちゃなどをほっくりと仕上げたいときに用いられる水加減。材料の表面が水にようやくつかるか、わずかに水面から出ているくらいが目安。
かぶるくらい
じゃがいもや大根などを、煮汁を残しながら、ゆっくりと煮るときなどの水加減。ゆで卵を作るときは、この量の水が目安。材料の高さと同じくらいの水位で、材料の表面がちょうどつかるくらいの状態。
たっぷり
素材を時間をかけてゆでる場合や、かさのある野菜をゆでるときの水量。鍋の3/4くらいの高さが目安で、材料全体が完全に浸かるくらいの状態。