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コウケンテツ50歳 美を学ぶ

「年を重ねてもこぎれいなおじさんでありたい」というコウさんの熱い思いから生まれたこの企画。美容初心者のコウケンテツさんとともに、〈美〉について賢人たちに学ぶ連載です。

むくみ・デトックス効果あり。コウケンテツさんの『特製豚汁』食のスペシャリスト監修

コウケンテツ50歳 美を学ぶ

本日のお題
「むくみを解消したい」〈FOOD編〉

今回のBEAUTY MENU

深く味がしみ込んだ具材に、すりごまのこくとかんきつの酸味をプラス。体をしんから温める栄養満点のごちそう椀。
味しみしみ特製豚汁レシピはこちら

今回の美の賢人は……日下部淑美先生

日下部淑美

管理栄養士、陰陽五行臓活食養普及協会会長。クリニックや施設、企業などにおいて4000件以上の症例指導・改善をしてきた健康のジェネラリストであり、食のスペシャリスト。

賢人の教え
カリウムとマグネシウム豊富な
食材でしっかりデトックス

「むくみ解消には、体内の水分を循環させて排出することが大事です。そのためには、ポンプ役の筋肉をつくるたんぱく質と水を循環させる水分は不可欠。また、余分な水分を排出する作用を持つカリウムを含むごぼう・ほうれん草などの野菜、同様の働きをするマグネシウムを含む玄米・雑穀・ナッツ類などを摂取するのもポイントです。さらに、苦み・酸味・渋みは体に刺激を与えてデトックスを促すので、かんきつ類やアクの強いごぼうは排出力アップに効果があります。なお、食間を12時間以上あけると体内を掃除するオートファジー機能が高まるので、夕食から朝食までの時間をあけるのが◎。また、むくみに効果的な食材を使った温かい朝食は一日の代謝を上げてくれます」


レシピひらめいた!

「具だくさん豚汁に玄米ご飯を添えてデトックス定食なんてどう?」

味しみしみ特製豚汁

味しみしみ特製豚汁

材料(2~3人分)

  • 豚バラ薄切り肉200g
  • ごぼう⅓本(約50g)
  • にんじん½本(約40g)
  • 玉ねぎ½個
  • 白すりごま、好みのかんきつ各適宜
  • ごま油
  • みそ
  • みりん

作り方

  1. ごぼうは皮をさっとこそげ取り、斜め薄切りにして水に5分ほどさらす。にんじんは皮つきのまま幅5㎜の半月切りにする。玉ねぎは2㎝四方に切る。豚肉は幅2㎝に切る。
  2. 鍋にごま油小さじ1を中火で熱し、豚肉を炒める。色が変わったらごぼう、にんじん、玉ねぎを加えて炒める。油がなじんだら酒¼カップを加えてアルコールをとばし、水1カップを加えて煮立たせる。
  3. みそ大さじ3、みりん大さじ1を加えて混ぜ、弱めの中火で5分ほど煮る。
  4. 水1½~ 2カップを加えてさらに3~4 分煮る。すりごま大さじ1を加えて混ぜる。器に盛ってすりごま適宜をふり、かんきつを添える。

(⅓量で257kcal、塩分2.6g)


ごぼうはデトックスに最高なんだね
少量の水と調味料を入れて先に煮込むのがケンテツ流

仕上げにもすりごまをたっぷりと

コウケンテツさん プロフィール

コウケンテツ

食材のよさを生かした手軽な家庭料理の数々が人気の料理家。YouTube公式チャンネル「Koh Kentetsu Kitchen」で秘伝のレシピを公開中。中3、小6、小1の1男2女の父。


『オレンジページ』2025年1月17日号より

※コウさんは誕生日を迎え、51歳になりました。

料理/コウ ケンテツ 監修、熱量・塩分計算/日下部淑美 撮影/田村昌裕 スタイリング/駒井京子 イラスト/加納徳博 取材・文/田中祐子

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