年間約6万円のムダを撃退!FPが教える『食品ロスゼロ』の食費節約術5選とは?
食品の値上がりが続く今、少しでも食費を抑えたいところ。でも、節約のために安いものを探し回るより、まず見直したいのが「食品ロス」です。
買った食材をムダなく使いきることが、家計を守るいちばんの近道。今回は、ファイナンシャルプランナー・飯村久美さんに、今日から実践できる食費節約術を教えてもらいました。
※2026年6月24日時点の情報です。
今日からできる! 食費節約術5選
➀ ロスになりがちな野菜を冷凍保存

一般家庭の食品ロスは野菜が多くを占めています。肉や魚は冷凍保存する人が多い一方、野菜は野菜室 の奥でいたませてしまいがち。野菜も特売日にまとめ買いし、冷凍保存すればお得です。
トマト、なす、ピーマン、オクラなど、旬の夏野菜は「まるごと冷凍 」が可能。冷凍することで酸味や苦みがやわらぎ、うまみがアップする効果も。
また、肉の大容量パックは、小分けにして下味をつけてから冷凍すれば、調理の時短にもなります。
② 食品の定位置を決めて「見える化」
肉、魚はここ、調味料はここ、と冷蔵庫やパントリーで「定位置」をざっくり決めておくだけで、在庫の把握がしやすくなります。
少し余った食材や早めに使いきりたいものはケースにまとめ、目立つ場所に特等席をつくっておくのが、使い忘れを防ぐコツ。同じ食材は縦に並べ、古いものを手前に置く「コンビニ方式」なら、賞味期限切れや二重買いを防げます。
③ 食材の「在庫一掃デー」をつくる

「今週は極力買い物をしない」と決めるだけで、自然と冷蔵庫の中身に目が向くようになります。週に一度は冷蔵庫内を整理する〈在庫一掃デー〉をつくり、家にある食材や調味料を使いきる習慣を。
賞味期限が長いぶん、後回しにしがちな乾物や缶詰も積極的に使いきりましょう。
④ お菓子やお酒は「まとめ買い」しない

食費がかさむ原因が、嗜好品の買いすぎであることも少なくありません。お菓子の大容量パックやビールの箱買いは、お得なようでいて、「家にまだある」という安心感から消費スピードが速くなり、結果的に家計を圧迫しがちです。
嗜好品は少し割高でも「そのつど買い」が正解。一方、トイレットペーパーや洗剤など消費ペースが一定の日用品は、特売日にまとめ買いしてもOKです。
⑤ 不要なチラシは見ない
チラシに掲載されているお買い得品を求めて店に行き、予定外のものまで買っては本末転倒です。不必要に見るのはやめ、「 必要なものだけを買う」を鉄則にしましょう。
買い物前には冷蔵庫やパントリーの中をスマホで撮影するか、必要なものをメモに書き出しておきます。お店ではそれを確認しながら、予定のものだけを買い物かごへ。
環境省の資料によると、4人家族では年間約6万円分もの食品ロスが発生しているという試算も。毎日の買い方や保存方法を少し見直すことで、食費を抑えることができます。無理なく続けられることから、始めてみてくださいね。
教えてくれたのは……飯村久美さん

ファイナンシャルプランナー。FP事務所アイプランニング代表。金融機関在職中にファイナンシャルプランナーの資格を取得し、独立。これまで1200世帯以上の家計診断を手がける。テレビや雑誌等メディア出演、セミナー講師として幅広く活躍中。著書に『貯蓄1000万円の壁』(KADOKAWA)など。
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監修/飯村久美 イラスト/沼田光太郎 取材・原文/太田順子 文/池田なるみ






