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【なにわ男子 大橋和也さん登場】ぼくの得意料理、めしあがれ！
ますます勢いを増すグループ、なにわ男子のリーダー・ 大橋和也さんは、食べることも作ることも大好きな料理男子。 『オレンジページ』初登場を記念して、今回は自宅でよく作る リアルレシピのひとつ「牛肉のタリアータ」を紹介してくれました！
“イタリアンのお店で食べてからハマって、よく作っているのが〈牛肉のタリアータ〉。
さっと作れるから、家飲みのときに最適なんです”
料理好きになったきっかけは手作りスイーツ!?
7人それぞれが違った個性を持つ「なにわ男子」。なかでも大橋和也さんはさまざまなメディアで、料理の腕前を披露しています。料理に興味を持ったのは「小3のころ、ホワイトデーに作ったスイーツがきっかけ」だったそう。
「母親と生キャラメルとか、生ホワイトチョコを作りました。一人で、初めて作ったのは砂糖を固めたべっこうあめやったな。あと、母の料理はおいしいんですけど、大量に作るので、たまに同じものが続くことがあるんですよ。さすがに飽きるなと思って（笑）、自分でやってみようと料理を始めました。最初から楽しくて、料理をめんどうだと思ったことは一度もないんですよね」
デビュー後も時間があるかぎり自炊しているそうですが、料理に「母の影響はゼロ」と笑います。
「ぼくは料理を楽しむことが目的なので、少し凝ったものを作りがち。でも、世のお母さんたちは家族のためになるべく早く、栄養のあるものを作ることを大事にされていると思うんです。それって素敵なことですよね。人のために作る料理は絶対おいしいし、だからこそ食べる側も恋しくなる。ぼくもたまに親の料理が食べたくなって、この前は好きなものが詰まったお弁当を作ってもらいました」
よく作るのは「一人家飲み」のおつまみ！
自分で作るのは牛肉のタリアータのほかアヒージョ、カルパッチョなど洋食系も多いそう。
「雑誌を見ていいなと思ったら、レシピの写真を撮っておくんです。『オレンジページ』を参考にしたこともありますよ。それから、お店で食べて気に入ったものを家で再現することもあります。だから、外食時はカウンターに一人座って、キッチンを観察していることが多いですね」
また今回の撮影中、気になったのが何度もにおいに反応する姿。
「たしかに、においには敏感。作ってる最中に、〈今、おいしくなった！〉とにおいで察知して火を止めることもあります。ぼくの料理は、火加減も味つけも、ほぼ感覚頼り。〈コレ入れたら、おいしくなるかな〉と勘で調味料をたして。〈なんや、この味〉ってなることもあります（笑）。でも、それも料理のおもしろさ！ リフレッシュできるというのもあるけど、何よりぼくはキッチンに立っている時間が好きなんです。気ままに飲みながら好きなものを作って、おいしく食べて。〈自分一人だけの空間〉という感じで、すごくぜいたくやなと思います」 –{大橋和也さんの『牛肉のタリアータ』レシピを紹介！}–
『牛肉のタリアータ』のレシピ
（1）牛肉ももかたまり肉200～250ɡは全体に塩適宜をまぶし、室温に30分ほど置く。ペーパータオルで水けを拭き、塩小さじ1/2、粗びき黒こしょう適宜を全体にふる。
（2）フライパンにオリーブオイル大さじ１を強めの中火で熱し、牛肉の全部の面にこんがりと焼き色がつくまで、それぞれ１〜２分ずつ焼く。
（3）二重にしたアルミホイルでぴっちりと包む。5～10 分おいて余熱で火を通し、食べやすく切る。
（4）つけ合わせ（好みでミニトマト、クレソン、レモンなど）とともに器に盛り、塩、粗びき黒こしょう各適宜をふる。粉チーズ適宜をふり、オリーブオイル適宜をかける。–{【はみだしコラム】大橋和也さんの食にまつわるQ＆A}–
大橋和也さん「食」にまつわるQ＆A
Q.最近買った調理器具は？
A.テレビ番組の収録で、おいしい生ハムを知って、2年熟成のプロシュートを買ったんですよ。せっかくなら、うまくカットしたいなと思って、10本目の包丁として、生ハム用ナイフを買いました！
Q.食生活で、気をつけていることは？
A.なるべくオーガニックのものや、防腐剤とか着色料が入っていないものを選ぶようにしているかな。スーパーも自然派なものが置いてあるところによく行きます。といっても、すごくていねいな生活をしているとかではなく、市販の加工品や缶詰めなんかも使いますよ。びん入りの刻みにんにくとか、アヒージョ用パウダーとか、めちゃくちゃ簡単で、おいしくできるので（笑）！
Q.最近、感動した料理は？
A.全部の料理、ホンマに塩だけで味つけした和食屋さん。いろんな食材の甘みを引き出してるから、砂糖は使ってないのに「甘っ！」って感じるんですよ。体にいいものだけで作られているから、食べた翌日は、なんか気分も体もスッキリしていました！
Q.最近食べたぜいたくメシは？
A.少し前、先輩に連れていっていただいたおすし屋さんで出てきた、生のしらこ。湯通しもしてないホンマの生って、めちゃくちゃ新鮮じゃないと食べられへんらしくて。「なんや、コレ！」ってビックリするくらいおいしかったです！ ちなみに……先輩にごはんに連れていってもらうときは、「すみません！ これ頼んでいいですか？」って甘えさせてもらっています（笑）。
Q.勝負メシは？
A.焼き肉、おすし、イタリアン、焼きとり……。ホンマ、そのときどきで違いますね。そのときに食べたいと思ったものが、自分の体や精神が欲しているものやし、だからこそ力になる！ という話を前に聞いたことがあります（笑）。
Q.料理に合わせる好きなお酒は？
A.日本酒か、ワインか、ハイボール。焼酎は体質なのか翌日に残りやすいので、普段はあまり飲まないですね。
Q.大橋さんにとって食とは？
A.とにかく好きなもの。おいしいものに出会うと幸せな気持ちになるし、一日でも長く好きなものを食べられる毎日が続くといいなと思う。働く目的はファンのみなさんと家族のためっていうのがいちばん大きいけど、自分のことで考えるなら、〈おいしいごはんを食べるため〉。だから、おいしいものには、多少奮発してもいいかなって。ただ、おいしいものって必ずしも高いわけじゃないから、結局、値段ではないなとも思います。
『オレンジページ』2023年7月2日・7月17日合併号では、別の写真も掲載中。ぜひチェックしてみて！
〈PROFILE〉
大橋和也さん
1997年8月9日生まれ。福岡県出身。2021年11月に「なにわ男子」としてデビュー。8月26〜27 日にオンエア予定の「24 時間テレビ46」（日本テレビ系）のメインパーソナリティに決定。個人としてもドラマやバラエティ番組で活躍中。
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料理／大橋和也 撮影／須田卓馬 取材・文／宮浦彰子 スタイリング／下條絵美（料理） 井元文子（大橋さん） ヘア＆メイク／yuka（JOUER）
