
【夏風邪に効くレンジ薬膳レシピ】齋藤菜々子さんの『かぼちゃとベーコンのリゾット』

6月くらいからずーっと暑い日が続いて、いい加減体に疲れがたまってきていませんか? 寝るときにも欠かせない冷房で、なんだかのどが痛い、体が重い……と夏風邪ぎみになっているかたもいるかもしれません。
そんなときにおすすめなのが、食材が持つ力を借りて、不調を整えていく食養生法〈薬膳〉。いつもの食材がちょっと違って見える、簡単でおいしい薬膳のレシピを齋藤菜々子さんに教えてもらいました!
『かぼちゃとベーコンのレンジリゾット』のレシピ

材料(2人分)
かぼちゃ……1/10個(約120ɡ)
ベーコン……1枚(約15ɡ)
温かいご飯……茶碗1杯分(約150ɡ)
〈A〉
にんにくのすりおろし……少々
牛乳……1カップ
ピザ用チーズ……20ɡ
塩……小さじ1/3
粗びき黒こしょう……少々
好みでイタリアンパセリの粗いみじん切り……適宜
作り方
(1)材料の下ごしらえをする
かぼちゃはわたと種を取り、皮をそぎ落として1~1.5㎝角に切る。ベーコンは幅1㎝に切る。
(2)電子レンジで加熱する
口径約21㎝の耐熱のボールにかぼちゃ、水大さじ1/2を入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で1 分30 秒加熱する。ご飯、ベーコン、Aを加えて混ぜ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で5 分加熱する。取り出してそのまま1 分ほどおく。全体にとろみがつくまで混ぜてから器に盛る。粗びき黒こしょうをふり、好みでイタリアンパセリを散らす。
齋藤さんによると、かぼちゃには体を温め、失われたエネルギーを補う効果があるんだとか。さらに牛乳とチーズには体内の水分をつくり出してうるおす効果、にんにくにはせきを止める効果があると考えられています。もちろんお味のほうも、乳製品のまろやかさの中ににんにくの風味がきいてとってもおいしい!
レンチンだけで簡単にできるので、ちょっと元気がないなと思ったら、ぜひ試してみてくださいね。
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料理/齋藤菜々子 撮影/佐々木美果 スタイリング/久保田朋子 文/編集部・平