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黄金比率で作る基本のお菓子

初めてトライするお菓子でも失敗知らず。そんな素材の配合が、「黄金比率」です。

初心者でも失敗なし。『ふわふわスポンジケーキ』の基本のレシピ/お菓子の黄金比率

黄金比率で作る基本のお菓子

シンプルだからつくりやすい

スポンジケーキ

黄金比率

2

砂糖

60

g

薄力粉

60

g

バター

20

g

一度は作ってみたいスポンジケーキ。
ふっくらとふくらんだ姿と、きめの細かい断面。
「上手に焼けた!」という喜びをしっとりとした口当たりとともに味わって。

スポンジケーキ

スポンジケーキの要は、卵液の泡立て。
卵液を泡立てたときにできる気泡がスポンジのふくらみを左右するので、最初にしっかりと泡立てることが大切です。
湯せんで温めることで泡立ちやすくなり、きめの細かい泡になります。
粉を加えたら、その気泡をつぶさないように、でも均一になじむように。
ゴムべらの動かし方に気をつけて、手早く混ぜていきましょう。

卵(Mサイズ)

2個

グラニュー糖(または上白糖)

60g

薄力粉

60g

バター(食塩不使用)

20g

直径15㎝の丸型で底が抜けるタイプのもの。
直径18㎝の丸型で作る場合は、卵3個、砂糖90g、薄力粉90g、バター30gに変えて。

  • 型の底と側面に合わせてオーブン用シートを敷く。側面は型から1㎝ほど高くする。シートの裏面にバター少量(分量外)をつけると型から浮かなくなる。
  • 小さめのフライパンに高さ2㎝ほどの湯を沸かし、火を止める。耐熱の器にバターを入れ、器ごと湯に入れて溶かす(湯はとっておく)。
  • オーブンを160℃に予熱する。

1

耐熱のボールに卵を割り入れて泡立て器でほぐし、グラニュー糖を一度に入れてすぐに混ぜる。フライパンの湯を再び沸かし、火を止めて少しおく。ボールの底を湯に当てながら、卵液に指先を入れて少し熱く感じる程度(40℃くらい)まで泡立て器で混ぜて、ボールを湯からはずす。

2

ハンドミキサーの高速で泡立てる。最初はボールを手前に傾け、羽根全体に卵液がからまるようにする。

3

全体が白っぽくもったりとして、羽根を持ち上げるとリボン状に落ちて跡がしばらく残るくらいまで泡立てたら、低速に切り替える。さらに1分ほど泡立て、きめを整える。ゴムべらでボールの側面についた卵液を落とし、ひとまとまりにする。

4

万能こし器に薄力粉を入れ、指先で回すようにして③のボールにふるい入れる。ゴムべらをボールの中央に切るようにして入れ(a)、底からすくい上げて返し(b)、ボールを手前に90度回す(c)。同じ動作を繰り返し、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。溶かしたバターをゴムべらを伝わせながら全体に回し入れ、同様に10〜15回手早く混ぜる。

5

バターが全体になじんだら、すぐに型に流し入れる。ボールの側面についた生地はゴムべらでこそいで加え、かるく混ぜてなじませる。160℃のオーブンの下段で23〜25分焼く。生地の中心に竹串を刺し、生地がついてこなければOK。生地がつくようなら5分を目安にさらに焼く。

6

オーブンから取り出し、20㎝ほどの高さから型ごと作業台に落とす(生地の水蒸気を逃がし、へこむのを防ぐ)。型ごと缶など高さのあるものの上にのせ、ゆっくりと下ろして型をはずす。シートをつけたままケーキクーラーにのせてさます。

(⅙量で122kcal、塩分0.1g)

デコレーションのやり方はこちらをチェック!

以下の記事では、今回焼いたスポンジケーキで作る、『いちごのショートケーキ』のレシピを紹介しています。
ナッペのやり方も写真付きで分かりやすく解説。参考にしながら美しいショートケーキを作ってみてください♪

料理/荻田尚子 撮影/福尾美雪 スタイリング/池水陽子  熱量・塩分計算/五戸美香(スタジオナッツ)