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こんなとろジュワ食感、初めて。話題の新野菜『白なす』焼いてみたら、おいしすぎた。

つややかな白い皮が目を引く、ちょっと珍しい〈白なす〉。
最近はスーパーや直売所でも見かけますが、「普通のなすとどう違うの?」と、気になりつつも手が伸びない方も多いのでは?

じつはこの白なす、一度食べたら虜になるおいしさ。今回は、そんな魅力とおすすめの食べ方をご紹介します。

〈白なす〉ってどんな野菜?

白なす

白なすの特徴

大きさや形はさまざまですが、皮が厚く、果肉は緻密です。水分が多く、甘くて口当たりがいいのが特徴。くせがなく食べやすい味で、加熱するととろける食感がいっそう引き立ちます。

おすすめの調理法

じっくりと火を入れて、そのとろとろの果肉のおいしさを味わって。油、バターとの相性も抜群です。一般的ななすの皮の紫色は、水溶性の色素によるため、煮ものなどにすると他の素材に色がついてしまうことも。白なすの場合はその心配がないので、色移りが気になる料理にも適しています。

『白なすの焦がしバターしょうゆステーキ』のレシピ

材料(2人分)

白なす……1個(約250g)
にんにく……1かけ
バター 
しょうゆ

作り方

(1)材料の下ごしらえをする
白なすは縦半分に切る。切り口全体に格子状の浅い切り目を入れる。にんにくはつぶす。

(2)焼く
フライパンにバター20gとにんにくを入れて中火で熱し、なすを切り口を下にして並べ入れる。3分ほど焼いたら上下を返し、ふたをして4分ほど蒸し焼きにする。ふたを取り、しょうゆ大さじ1を回しかける。

POINT
切り口を下にして焼き、しっかりとバターを吸わせて。

『白なすのじっくり焼きマリネ』のレシピ

材料(2人分)

白なす……1個(約250g)

〈マリネ液〉  
白ワインビネガー(なければ酢)……1/4カップ  
ローリエ……1枚  
砂糖……小さじ1/3  
塩……少々

作り方

(1)マリネ液を作る
清潔な耐熱の保存容器にマリネ液の材料を混ぜる。

(2)焼いて漬ける
白なすはオーブントースターで、箸ではさんでみて全体が柔らかくなるまで25~30分焼く。熱いうちにへたを切って皮をむき、縦に4つ割りにして長さを半分に切る(やけどに注意)。(1)の保存容器に入れ、冷蔵庫で1時間ほど置く。

POINT
冷蔵で3~4日保存可能なので、同量のマリネ液に2個分漬けて後日食べてもOK。

とろジュワの食感にきっとハマる。
見かけたときは、迷わずかごへ。白なすのおいしさ、ぜひ体験してみてください。

『オレンジページ』2025年6月17日号より)

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