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黄金比率で作る基本のお菓子

初めてトライするお菓子でも失敗知らず。そんな素材の配合が、「黄金比率」です。

保存版『基本のいちごのショートケーキ』のレシピ/デコレーションのコツも丁寧に解説

黄金比率で作る基本のお菓子

黄金比率で作るスポンジケーキを使用した、『いちごのショートケーキ』の作り方。
ナッペのやり方も、写真付きで分かりやすく解説します!

いちごのショートケーキ

スポンジケーキ(直径15cm) 1台

いちご 1パック(約250g)

〈シロップ〉
グラニュー糖(または上白糖) 10g

水 大さじ2

好みでキルシュ 大さじ1/2~1


生クリーム(乳脂肪分42%以上のもの) 1と1/2カップ

グラニュー糖(または上白糖) 21g※
※生クリームの7%がベストの量。

  • 耐熱の器にシロップのグラニュー糖、水を入れ、600Wの電子レンジで1分加熱する。取り出して混ぜ、砂糖を溶かす。さめたら好みでキルシュを加えて混ぜる。
  • いちごはへたを取り、8粒を残して、縦に幅1㎝に切る。

1

スポンジケーキを回転台※にのせ、厚みを半分に切る。ナイフをスポンジに当てて動かさないように固定し、回転台を回してぐるりと一周、浅く切り目を入れてから、ナイフを動かすときれいに切り分けられる。
※回転台がない場合は、高台のある平らな皿を逆さにし、ひとまわり大きい高台のある平らな皿を重ねると、代用できる。

2

ボールに生クリーム、グラニュー糖を入れ、ひとまわり大きいボールに氷水を入れて重ねる。ボールの底を氷水に当てながら、泡立て器で七分立て※にする。
※泡立て器を持ち上げると、帯状に落ちてしばらく跡が残るくらい。

3

シロップを刷毛にたっぷりとつけ、①のスポンジの下側の上面にそっと置くようにして全体にしみ込ませる(はけがなければ、スプーンで少しずつしみ込ませる)。

4

②のクリームの1/6量程度をスポンジにのせる。パレットナイフ(なければナイフ)を水平にしたまま、左右に大きく動かし、厚みが均一になるように塗り広げる。

5

切ったいちごを先端が内側にくるようにして、スポンジの外側から縁にそって並べ、さらにもう一周同じように並べる。

6

②のクリームを④と同量程度いちごの上にのせ、パレットナイフで塗り広げる。スポンジの上側を焼き目を下にして重ね(焼き目を内側にすると、上面が平らになってきれいに仕上がる)、上から手でかるく押さえてなじませる。③と同様に、スポンジの上面にシロップをしみこませる。

7

②のクリームを少量スポンジにのせ、パレットナイフで上面、側面に薄く塗り広げる(先に薄く下塗りしておくことで、スポンジのくずが出るのを抑えられる)。

8

②のクリームの1/2量程度をスポンジの中央にのせ、パレットナイフで側面に落とすように広げる。パレットナイフを立てて側面に当て、少しずつ動かしながら塗り広げる。

9

側面、上面のクリームを表面が平らになるようにならす。上面はパレットナイフを斜めにスポンジに当てるときれいに塗れる。

10

スポンジと回転台の間にパレットナイフの刃先を寝かせて当て、余分なクリームを取り除く。

11

②の残りのクリームを泡立て器で八分立て※に泡立てる。絞り出し袋に直径1cmの丸形の口金をつけ、クリームを入れる。スポンジの上面に、等間隔に8カ所絞り出し、クリームの上にいちごを飾る。
※泡立て器を持ち上げると、柔らかく角が立っておじぎをする程度。

スポンジケーキの黄金比率はこちら!

以下の記事では、黄金比率で作る『スポンジケーキ』のレシピを紹介しています。
「上手に焼けた!」という喜びを、しっとりとした口当たりとともに味わって♪

料理/荻田尚子 撮影/福尾美雪 スタイリング/池水陽子