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ご当地つまみを愛する元旅行誌編集者が推す！和歌山の『梅あぶら』って？【絶品調味料】

2024.07.10

オレンジぺージnet編集部のミッチーです。
この連載は、編集部メンバーの個人的な推しやちょっと役立つネタを、リレー方式で紹介していきます。

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いつもはご当地おつまみを紹介している私ですが、今回はイチオシの「ご飯のお供」、和歌山県の「梅あぶら」。

和歌山県といえば梅、そして梅干しの産地ですが、こちらの「梅あぶら」は通常の梅ペーストとは一味違ったもの。最高のご飯のお供であるだけでなく、おかずの味付けやさまざまなトッピングとしても大活躍なんです。

玉ねぎやベーコンが入った"梅"調味料

こちらが、和歌山の梅専門店「石神邑」の「梅あぶら」。梅をあしらったデザインがおしゃれですよね。
2023年の日本ギフト大賞和歌山賞を受賞、テレビ番組でも何度か紹介されているようです。

原材料の欄には、梅干しだけではなくさまざまな材料名が書かれています。
たまねぎ、そしてベーコンが入っているのがちょっと変わっていますよね。

ところが、この玉ねぎやベーコンが、クセの少ない米油をベースにして梅とうまくまとまり、絶妙な酸味とコクを生み出しているのです！
粒が見えるのは白ごまですが、白ごまの風味もいいアクセントです。

ご飯はもちろん、薬味や調味料としても

最もよく使うのが、白いご飯のお供です。

梅の爽やかな酸味が酸っぱすぎず、玉ねぎの甘みとベーコンのコクが抜群のハーモニー。
これがあるととにかくご飯が進みます……！

炊き立てご飯だけでなく、お茶漬けにしたり、おかゆのトッピングにしたりと、白米との相性はとにかく抜群です。

冷ややっこのトッピングとしても愛用。あっさりした豆腐の風味と梅あぶらの酸味やコクがベストマッチです。

その他には、鍋ものの薬味にしたり、そうめんなどの麺類にトッピングしたり、切っただけのきゅうりに添えたりなど、シンプルな味の素材にはほとんど合うといっても過言ではありません。

公式サイトにはサラダやパスタ生姜焼きなどのレシピも載っており、とにかく幅広く使えるのが大きな魅力。
酸味が強すぎないこともあり、素材の味を消してしまうこともありません。
ただ、ちょっと小さめの瓶ということもあり、ご飯のお供にしているうちにアレンジメニューを作る間もなく空になっていることもしばしば……。

梅干しのコラムも連載されている「石神邑」公式サイトでは、商品欄に日本人の梅干離れが進んでいる今こそ、もういちど「梅干はうまい」と言わせたい。と書かれていました。梅の里・和歌山らしい堂々とした言葉ですね。
「石神邑」では、他にも多くの梅加工品を販売しており、テレビなどで取り上げられることも多いそうです。

さまざまな素材との組み合わせが改めて梅のおいしさを再確認させてくれる、「梅あぶら」。他とはちょっと違ったおいしさに、驚くこと間違いなしです！