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ブイヤベースの〆に!「魚介のクリームスパゲティ」【料理編集者・宮川のうちごはんレシピ】

2022.01.31

オレンジページのベテラン編集者たち

入社25年(つまり四半世紀)以上のベテラン料理編集者3人が「うちごはん」について気ままに、赤裸々に語るリレー連載。個人的好み全開のオリジナルレシピのおまけつき。

「ブイヤベース」からの、魚介のクリームスパゲティ

vol.62

入社29年目〈人が喜ぶため〉に料理をしている宮川の場合
『「ブイヤベース」からの、魚介のクリームスパゲティ』

 

先日母が誕生日を迎え、毎年恒例となっている「バースデーディナー」を作りに、実家に帰りました。

今年のメニューは何にしようかと悩んだ末、寒い日が続いているので(また、当日の主役ではないものの、無類の魚介好きの父も喜ぶかと)、主菜は「ブイヤベース」(フランスの魚介鍋)にすることに。

料理名だけ聞くとなにやら豪華なイメージですが、我が家では冬になるとよく作る、カジュアルなレシピのひとつ。メインの具は、白身魚(たら、かれい、すずきなど)と、貝類(あさり、はまぐりなど)の、二種類でオーケー。あれこれ入れなくても、魚介のうまみだけで、十分においしく仕上がります。また「ブイヤベース」の特徴でもある「サフラン」を使わず、たっぷりの香味野菜を合わせるのが私流。でも今回は誕生日ということで、いつもよりバージョンアップ。いか、えびを加えて魚介の種類を増やし、「サフラン」の風味も加えて、本格味に近づけてみました。

「ブイヤベース」のもう一つのお楽しみは、日本の鍋ものと同様の「しめの一品」。ご飯を加えてリゾット風にするのはもちろん、おすすめなのがスパゲティ。乾燥のまま残ったスープに加えることで、スパゲティが魚介の風味がにじみ出た煮汁を吸って、うまみたっぷりに。また適度なとろみがつくので、牛乳を足すだけで、とろりとしたリッチなクリームソース風に仕上がることもポイントです。これが抜群においしくて、ときには「ブイヤベース」としてではなく、「煮込みスパゲティ」を目的として作ることも。体がぽかぽかと温まるうえ、栄養満点なので、一年のうちでいちばん寒いこの時期に特におすすめです。

 
  • ブイヤベース

    バースデーディナーのメインとなった「ブイヤベース」。見た目はよくないのですが、あさりは殻つきではなくむき身を使用し、魚介類は小さめに切る、魚の骨はできるだけ取り除くなど、高齢の両親が食べやすいように工夫しています。

  • お母さんへバースデーケーキ

    ほかにも手作りパンを焼き、サラダを添え、デザートにはバースデーケーキを用意。「来年も、家族で元気にお祝いができますように」と願いながら、楽しいひとときを過ごしました。

オレぺの中の人のうちごはんレシピ

『「ブイヤベース」からの、
魚介のクリームスパゲティ』

「ブイヤベース」からの、魚介のクリームスパゲティ

材料(3~4人分)

  • たらの切り身 2切れ(約200g)
  • むきえび 100g
  • カットいか 100g
  • あさりのむき身 1パック(約60g)
  • トマト 1個
  • 玉ねぎ(小) 1個
  • にんじん 1/3本
  • セロリの茎 1/3本
  • パプリカ(黄) 1/2個
  • にんにく 1かけ
  • ローリエ 2枚
  • サフラン 2つまみ
  • 洋風スープの素(顆粒) 小さじ1
  • 白ワイン 大さじ3
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 〈しめ用〉
  •  スパゲティ(ゆで時間8分のもの) 200g
  •  牛乳 150ml
  •  粉チーズ 適宜
  •  塩 こしょう

作り方

  1. ブイヤベースを作る。サフランはぬるま湯大さじ2に浸しておく。たらは3等分に切り、骨があれば取り除く。トマトはへたを取り、7~8㎜角に切る。玉ねぎ、にんじん、セロリ、パプリカはそれぞれ粗いみじん切りにする。にんにくはみじん切りにする。
  2. ブイヤベース作り方 玉ねぎ、にんじん、セロリ、パプリカを炒めたところにトマトを加える鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかける。香りが立ったら中火にして玉ねぎ、にんじん、セロリ、パプリカを加え、しんなりとするまで炒める。トマトを加えてさっと炒め合わせ、水500mlを注ぎ入れて、ローリエ、スープの素と、サフランを戻し汁ごと加え、ひと煮立ちさせる。
  3. 再び煮立ったらたら、えび、いか、あさりを加える。白ワインを回し入れて塩、こしょう各少々をふり、弱めの中火にして3分ほど煮る。
  4. ブイヤベースの残った煮汁にスパゲティを半分に折って加えるしめのスパゲティを作る。残った煮汁(具材も少し残しておいて)を中火にかけて煮立てる。スパゲティを半分に折って加え、牛乳を注ぎ入れる。再び煮立ったら弱めの中火にし、煮汁が少し残る程度まで、ときどき混ぜながら8分ほど煮る(途中煮汁がたりなくなったら水、または牛乳適宜をたす)。味をみて塩、こしょう各少々で整え、粉チーズをふっていただく。
宮川京子
Editor No.03 宮川京子(通称・ミヤカワさん)
神奈川県横浜市出身。大学卒業後、1992年に「ただただ料理が好き」という志望動機でオレンジページに入社。出版社の業務形態などをまったく知らず「オレンジページに入れば、自分で料理を作って写真を撮ってレシピが書ける」と思い込み、後にそうではない事実を知る。戸惑いのスタートから早29年。料理本担当一筋の日々で、常に頭のなかは食べることと作ることで埋め尽くされている。

宮川のうちごはんレシピ、
こちらにもあります。

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