【簡単おつまみ】パリパリ&甘じょっぱい「餃子の皮ではちみつカマンピザ」【料理編集者・藤井のレシピ】


入社25年(つまり四半世紀)以上のベテラン料理編集者4人が「うちごはん」について気ままに、赤裸々に語るリレー連載。個人的好み全開のオリジナルレシピのおまけつき。

vol.10
入社25年目 ビールもワインも好きな藤井の場合
『餃子の皮ではちみつカマンピザ』
まだオレンジページ編集部の中堅担当者だった大昔。家飲み好きがこうじて、おつまみ企画ばっかり考えていた時期がありました(笑)。そこで、山田先輩のもと、なんとか日の目を見たのが「おうち居酒屋、本日開店!」という特集。この企画で断トツ人気があったのが「餃子の皮ピザ」だったんです。あまりに印象的で忘れられないんですが、サイコロステーキやらおつまみサラダやら、派手なおつまみがいっぱいあったなかでこれー⁉
当時、餃子の皮をピザ台に見立てるアイディアは、今ほどメジャーではなかったせいか、たくさんのかたが珍しさを感じて作ってくださった様子。餃子の皮のぱりぱりかるーい食感に私自身もドはまりし、まあしつこく作りました(笑)。餃子の皮って余りがちで冷蔵庫に眠っていたりするから、思い立ったらすぐ作れるんですよね。
長年作り続けて具をあれこれアレンジしているうちに、個人的に超ツボな組み合わせを発見! それが「はちみつ×カマンベール」なんです。もともと甘じょっぱが大好きなので、好きな味を具にした感じ。これはもう・・・・・・間違いなくやばいやつです。
やばいついでに、いくとこまでいきたいかたは、もっとチーズの量や種類を増やしても(笑)。ピザ用チーズはベースなのであったほうがいいですが、ブルーチーズ、クリームチーズなどを追加してももちろんおいしい。あと、皮にほんの少しおろしにんにくを塗っといてもおいしいです。ああー、禁断すぎ(汗)。
トースターに入れる前はこんな感じ。ピザチーズはなるべくまんべんなく散らしたいのだが…、大ざっぱなB型としてはこんなもんで(汗)。
手で割ったところ。焼いて皮の水分がきちんと抜けたら、こんなふうにおせんべいのようにぱりんと割れます。あぁ…また食べたい!
オレぺの中の人のうちごはんレシピ
『餃子の皮ではちみつカマンピザ

材料
(うちのトースターの天板1枚分〈6枚分〉)
- 餃子の皮 6枚
- ピザ用チーズ 小さじ6
- カマンベールの薄切り(厚さ4~5mmに切ったもの) 6切れ※
- はちみつ、粗びき黒こしょう それぞれ好きなだけ
- オリーブオイル 小さじ3
- ※個包装の「切れてる」タイプ1かけをうすーく切って使用。一瞬冷凍庫に入れておくと、切りやすいです。
作り方
- オーブントースターの天板にアルミホイルを敷き、餃子の皮を並べる。餃子の皮にオリーブオイルを小さじ1/2ずつたらし、スプーンの背でのばす。
⇒なんとも地味ーなプロセスですが、これ大事! 皮がこんがり色づいてパリッと香ばしくなるためには、この油が必須なんです。 - 餃子の皮にピザ用チーズを散らし、カマンベールを1切れずつのせる。天板をトースターに入れ、皮がこんがり色づくまで3~5分焼く。粗びき黒こしょう、はちみつをかける。⇒うちのトースターは1000Wでこれくらいの焼き時間ですが、機種によってかなり違うと思います。あまり目を離さないほうがよいかも。

- Editor No.02 藤井裕子(通称・藤井ちゃん)
- 岡山県岡山市出身。1995年にオレンジページに入社。もともと料理は好きだったが、入社してお酒好きが加速し、おつまみ企画を多く担当。ときどきオレンジページ公式Twitterに出没し、自己流おつまみレシピをつぶやいたりする。家族は夫と大学生男子。
藤井のうちごはんレシピ、
こちらにもあります。
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