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ジョーさん。の「漬け」めし

『ジョーさん。の漬けめし』は、SNSなどで人気の料理研究家・ジョーさん。による「漬け」レシピに特化した連載。季節に合わせて手を変え品を変えて作られたアイディアたっぷりの「漬けめし」、ぜひご覧ください!

漬け込むと安い肉が激ウマに! 『7分で作れる焼き肉のタレ』のレシピ【ジョーさん。連載】

2023.08.19

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こんにちは、料理研究家のジョーさん。です。

今回ご紹介するのは、漬け込んでおくだけでお肉を何倍もおいしくする焼き肉のタレです。

ちなみに、焼き肉のタレには2種類あり、焼き上がったお肉を食べる直前につけるタレを「つけだれ」と言い、肉を漬け込んでおくタレを「もみだれ」といいます。(漬け込む「漬ける」と、ディップする意味の「つける」が同じ音なのがややこしいですね)


今回ご紹介するのは「もみだれ」です。

食材を切る手間はありますが、それ以外は調味料を混ぜるだけ。簡単なのでぜひお試しあれ。
肉を漬け込む時間は、肉の厚さにもよりますが焼き肉用のサイズであれば、20分もあればOKです。

『7分で作れる焼き肉のタレ』のレシピ


材料(肉250g程度を漬け込める量)

調理時間:7分
保存期間:(肉を入れない状態で)3日

〈A〉
  砂糖……大さじ1
 しょうゆ……大さじ1と1/2
  酒……大さじ1と1/2
  りんごジュース(果汁100%)……大さじ2
  一味唐辛子……小さじ1/4(お好み)
  塩昆布……小さじ1/2

にんにく……1かけ
しょうが……1/2かけ
ねぎ……10cm


(1)にんにく、しょうがはすりおろす。ねぎはみじん切りにする。



(2)〈A〉、(1)をすべて混ぜ合わせる。




味のポイントは塩昆布。焼き肉に使われる牛肉はうまみ成分のイノシン酸が豊富なのですが、塩昆布を入れることでグルタミン酸を補ってうまみの相乗効果が期待できます。入れすぎると昆布のにおいが勝ってしまうので、あくまで少量でOKです。

りんごジュースは濃縮還元の市販のジュースでOKです。フルーティな香りで肉の臭みをマスクしてくれますよ。ただし、りんごジュースには肉を柔らかくする効果は期待できません。

もしも肉を柔らかくする目的でもみだれに漬ける場合は、生のりんごをすりおろして使ってください。いっしょに玉ねぎのすりおろしを使うと効果的です。


焼き肉のタレによく入っている「白ごま」ですが、もみだれのほうには入れません。そのまま入れても香りが残らないためです。どうしてもごまの風味がほしい! という場合は、焼き上がりの直前にのせるのがおすすめです。その際、人さし指と親指でもみつぶすようにして入れるとより香りが立ちます。

ぜひ試してみてくださいね。。



料理研究家 ジョーさん。

ジョーさん。


料理研究家。世界に一つでも多くの幸せな食卓を作り出すをミッションに活動する。
WEBで“バズる”レシピを得意とし、Twitterフォロワー数は39.4万、Instagramは7.2万。『めんどうなことしないうまさ極みレシピ』(KADOKAWA)など、レシピ本を5冊上梓。(2023年6月現在)
2021年に法人化した、レシピ動画制作、フードスタイリング、撮影、記事執筆などをワンストップで行う、食に特化した制作会社を運営している。
Twitter Instagram Youtube 公式レシピサイト「タベタノ?」

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撮影・文/ジョーさん。

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