失敗しない簡単「ペペロンチーノ」の手順を画像でチェック究極にシンプルなパスタ
「ペペロンチーノ」。
でも、シンプルだからこそ、少しの失敗で味が決まらなかったり、オイルがからまなかったりと、味わいに差が出てしまいがちですよね。
そこで今回は、樋口直哉さんに教わった、失敗しない「ペペロンチーノ」のレシピをご紹介。
3つのポイントを押さえるだけで、とっても簡単。
バチッと味が決まって、麺はモチモチ、オイルもしっかり絡んでgoodです。
『ペペロンチーノ』のレシピ
材料(2人分)
スパゲッティ……160g
にんにく……2かけ
赤唐辛子……1本
パセリのみじん切り……大さじ1
塩
オリーブオイル
作り方

(1)にんにくは横に幅3~4mmに切り、しんを取る。口径20㎝くらいの鍋に湯5カップを沸かし、塩13g(小さじ2強)を加える。パスタを加え、袋の表示時間より30秒短くゆではじめる。
【ポイント】お湯の量は少な目が◎! ゆで汁のでんぷん量を多くすることで、オイルとなじみやすく
パスタをゆでるお湯は少な目のほうが、湯に溶けるでんぷん量が多くなり、オイルとなじみやすくなります。また、ペペロンチーノを作る際は、ゆで汁の塩分濃度は1.3%くらいがベスト。ゆでながらしっかり塩味を入れるため、仕上げの味つけは不要です。

(2)フライパンにオリーブオイル大さじ2、にんにくを入れ、中火にかける。フライパンを傾けて油をためてにんにくを炒め、にんにくの周りが少し泡立ってきたら弱火にする。

(3)にんにくに竹串がすっと刺さるくらいになったら、半分に折って種を除いた赤唐辛子、パセリと、パスタのゆで汁大さじ1を加えて混ぜ、とろりとした感じになれば火を止める。
【ポイント】オイルの温度を下げてからゆで汁を入れることで乳化しやすく
オイルの温度が高いと蒸発してしまうため、
パセリを入れて温度を下げてから、ゆで汁を入れます。温度を下げることで乳化もしやすくなって◎。また、温度が上がりすぎると油分と水分が分離する原因になるので
、ゆで汁を加えたら火を止めます。

(4)パスタがゆであがったら、トングなどで取り出して(3)のフライパンに加える。火を止めたままぐるぐると混ぜ、全体に油がからんだら器に盛る。
【ポイント】パスタは鍋から直接フライパンに! 一気に具&オイルとからめて仕上げる
パスタはざるにあげると温度が下がるので、鍋から直接フライパンに入れます。
はい、これで完成!
ポイントひとつひとつは小さなことですが、これを押さえるだけで、仕上がりが断然違います。
一度マスターしてしまえば、もう失敗知らず。
1人分を作りたいときはすべての材料を倍量にすればOKですよ。
ぜひぜひ、トライしてみてくださいね。
(
『樋口さん! 定番メニューをおいしく作るコツ 教えてください!』より)
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