
2023.05.10
GWが終わってしまいましたね。今度の日曜日は、母の日。
この連載は、私・「オレンジページnet」編集長・原田直美と、同い年で同じく蟹座の、雑誌『オレンジページ』編集長・松田紀子さんとの往復書簡です。みなさんは、母の日をどう過ごしていますか。
私は実家が遠いので、母に会うこともなく贈り物オンリー。結婚して20年超、様々なものを両家の母に贈ってきました。
印象に残っているのは、美顔器を贈ったときのこと。美顔器が世の中に出だしたばかりで、どうしても贈りたかったのですが、到着が母の日に間に合わないお店ばかり。そこで、楽天のショップに電話して「母の日に贈りたいんです」と言いました。すると「実は母の日だけ、特別対応しています。即日発送しますね」と言って頂き、間に合いました。母の日ってすごいと思った出来事です。
その他、衣類、食べものや花が多いですが、昨年、キッチングッズをいくつか贈ったら、その中の一つを母がとても気に入っていたので、紹介します。
それは、貝印のカーブキッチンバサミです。
かなり使い込んでいてお恥ずかしい。この色しかありません。
私自身も知り合いに勧められて購入し、それ以来便利すぎて手放せません。良い点は、カーブしていることと細長いこと。カーブしていることで、フライパンの上のチヂミやガレットが切りやすく、細長いことでブロッコリーの茎のようなものも切りやすいのです。もちろん鶏肉もさくさく切れます。
「最近、手が痛いのよ」と言う母にピッタリだと思って贈ったら、「これすごくいいわ~。ラクになったわ」と言っていました。ただ、刃物を贈るのはマナーや縁起的にもどうかと思うので、皆さんもお気をつけください。私は義母には別のものにしました。
ここまで、贈る母の日について書いてきましたが、50歳へのカウントダウン中の私は、母の日を感謝するだけでなく感謝される世代なのですね。いつまでも子どもが小さいつもりで意識していなかったのですが、昨年インスタグラムを見ていたら、友人が軒並み、子どもの年齢に関係なくお祝いされていまして。
「あれ?子どもが小さいからうちは関係ないわ、と思っていたけど、これって父親プロデュースでは?」
そう思い、昨年の母の日の夜に、初めて夫と息子に苦情を言いました。そうすると、夫と息子は反省したのか、次の日に手紙とケーキをくれました(笑)。
うちの男たちは母の日を覚えているタイプではないので、自分で言うしかないんだなと思ったのですが、今日、息子に「今度の日曜日って、何の日か知ってる?」って言ったら「母の日でしょ笑」と言っていたので、昨年言った効果があったようです。
文/原田直美
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