2014.09.23
深まりつつある秋。この季節になると、街ではハロウィン仕様のイルミネーションがちらほら。かぼちゃを使ったメニューが登場する回数も増えるのでは?
ところで、かぼちゃを料理する際、〈わた〉ってどうしていますか? これ、捨てているならもったいない!
野菜のわたや種、皮や根っこには、「ファイトケミカル」という栄養成分がたくさん含まれています。これは、植物が外敵から身を守り、生長するためにつくり出す成分。抗酸化作用があり、免疫力アップやアンチエイジング効果も期待できます。これを利用しない手はありません。それで注目なのが「ベジブロス」。捨てられがちな野菜くずでとったフィトケミカルがたっぷり溶け出した〈だし〉です。
ベジブロスは、おうちで簡単に作れます。かぼちゃのわたや、根菜の皮、きのこの石づきといった野菜くずを両手いっぱい分用意しましょう。
まずは、色や味をよくするためのちょっとしたポイントをお伝えします。
〈玉ねぎの皮〉を入れて黄金色のスープに
玉ねぎの皮には、血液をサラサラにする成分が含まれています。これを入れると、スープが黄金色になるので見た目にもおすすめです。
〈セロリ、パセリ〉はほんの少しの量ならOK
香りづけにお好みで。ただし、風味が出やすいので入れすぎに注意。
〈紫玉ねぎ、なすなど〉は、なるべく避けて
表面が紫色の野菜は、色落ちしてスープの変色のもとになります。
さて、いよいよベジブロスの作り方を紹介します。
1.鍋に水1300mlをはり、両手いっぱい分の野菜くずを入れます。野菜くずはよく洗い、保存袋に入れて冷蔵保存しておくのがおすすめ。
2.臭み消しに酒小さじ1を入れ、弱火にかけて20~30分加熱。酒は野菜からだしを出やすくする効果もあります。煮くずれするとだしの色がにごってしまうので、沸騰させないよう注意!
3.万能こし器でボールにこし入れたら、黄金のベジブロス約1Lのでき上がり!
みそ汁やスープ、カレーなど、料理の「水」の代わりに、和洋問わず使えます。冷蔵庫で3日ほど保存が可能。野菜くずがおいしく生まれ変わる〈ベジブロス〉。ぜひ、お試しあれ。
『オレンジページ10/2号』には、〈ベジブロス〉の詳しい作り方のほか、れんこん&ごぼうをはじめとした「秋の味覚」を堪能できる情報が満載。要チェックです♪
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