
2016.06.30
夏の食卓に欠かせないレタスですが、冷蔵庫の野菜室に保存しておくと、意外とあっという間にこんな状態になってしまいませんか?
水分が抜けてしなしなに……。これ、やってしまうと本当にガッカリしますよね。
料理研究家・島本美由紀先生によると、みずみずしさが魅力のレタスは、水分が抜けるのを防いで保存するのが大切だそう。そのためには、水分が蒸発するしんの切り口を小麦粉でふたをするのが効果的です!
しんを少し切り落とし、このように切り口に小麦粉をたっぷりつけて、ふたをします。このあとレタス全体をポリ袋に入れて、口をしっかり縛り、しんを下にして野菜室で保存。この方法で外葉から使えば、なんと3週間もレタスをみずみずしく保つことができるんです!
ちなみに、2~3日で食べきるなら、もっと手軽なこの方法もおすすめ。
しんの切り口に楊枝を3本刺し、厚手のポリ袋に入れて野菜室へ。レタスのしんの部分には「生長点」があり、これを傷つけると生長がストップするそう。
ちょっとしたことですが、驚くほどもちが違ってきますよ。冷蔵庫にまだしなびていないレタスがあったら、今すぐにでも試してみて!
撮影/飯貝拓司、土肥さやか(切り口に楊枝を刺したカット)文/編集部・狩野
(『オレンジページ』2016年6月17日号 特別付録「野菜の冷蔵&冷凍のコツ」より)
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