
2021.04.18
ごみの削減は、社会全体として取り組むべき課題のひとつ。その解決方法を探るなかで注目を集めているのがコンポストです。今回は、読者モニター「オレンジページメンバーズ」から、たくさんの意見が寄せられましたのでご紹介します!
◆「コンポスト」の認知度は66.9%
コンポストとは、生ごみや落ち葉などの有機物を、微生物の働きで発酵・分解し、堆肥にすること(またはその装置)です。
昨今、食の安全性や環境問題を考えるなかで、コンポストによる〈循環型社会〉が見直されているようです。◆始めたきっかけは「生ごみを減らしたい」
「生ごみを減らしたい」が66.8%で 圧倒的な理由でした。ごみの削減以外では、「堆肥を手作りしたい」という意見が目立ちます。コンポストでは、微生物が生ごみを分解するときに生じる活動熱により、自然界よりスピーディーに堆肥化が進むそうです。
コンポストを利用中の人は全体の4.8%でしたが、自宅で家庭菜園をしている人では16.5%に達しました。
作物が生長する様子を間近で見られ、モチベーションがより高まるのかもしれませんね!
◆「楽しい」という声が続々!
コンポストを使ってみたら、
「ごみの日まで待たずに処理できるので、においでいやな思いをせずにすみます」
「ごみを減らせて、30Lのごみ袋を使っていたのが、15Lの袋で足りるようになってうれしい!」
「食べ物を使いきる大切さを実感したことと、花や作物を育てる楽しみ、ワクワクした気持ちを味わえています」
など、たくさんの声が寄せられました。
食品ロス削減や、生ごみを有効に使いたい! という思いをカタチにしてくれる「コンポスト」は、今後ますます注目を集めていきそうです。
コンポストの普及活動を行う、たいら由以子さんによると、「生ごみを堆肥にして土に返せば、安心・安全な野菜や果物を食べることができます。また、ごみの焼却処分にかかる費用や燃料、二酸化炭素の排出量を減らすことにもつながります。コンポストのしくみ自体は、日本で古くから伝承されてきたもの。昨今、食の安全や環境問題を考えるなかで、コンポストによる〈循環型社会〉が、あらためて見直されているのではないでしょうか」。
詳しくは、『オレンジページ』5/2日号(4/16発売)の〈くらし予報レポート〉をご覧ください》
__________________________
オレンジページサロンWEB・コンポストトークをチェック⇒
【教えて!】みなさん、どんな「コンポスト」を使ってますか?
また、オレンジページではSDGsの取り組みの一環として、社内でもコンポストを実践しています。
オレンジページサロンWEBでも「コンポスト活動記」をご紹介しています。ぜひご覧ください!
※「オレンジページサロンWEB」は、読者とオレンジページがいっしょになって、みなさんのくらしが豊かになる「ヒント」を考えていくwebコミュニティです。
文/くらしデザイン部
イラスト/松元真理子
記事検索
【無料ご招待】ティヤナさんのセルビアごはんレッスン
第12回ジュニア料理選手権 開催!
なんだかやる気が出ない……それって「糖質」が原因かも!? 2025年はおいしく糖質ケアしよう!
第12回ジュニア料理選手権 トライアル部門レシピ
【2025年2月・無料オンラインイベント】長谷川あかりさん料理教室 参加者募集!
ふだんごはんからおもてなしまで! 藤井さん直伝 Ninjaミキサー使いこなしレッスン
「はやいから、おいしい」って⁉ 約85秒でトーストが焼き上がる『東芝 オーブントースター』が凄い。
クローブを使って「豚肩ロース肉のはちみつロースト」
【無料ご招待】J-オイルミルズわくわく親子料理レッスン 参加者大募集!
「ファンケル メノポーズアクション」って? みんなで学ぼう、更年期
【無料ご招待・リアル参加】 森野熊八さんとしょうゆを五感で楽しむ会Ⅱ