
2019.05.09
料理雑誌『オレンジページ』の誌面からうまれた「フライパンちぎりパン」。
その名のとおり、フライパンひとつで、ちぎりパンが作れちゃうんです。
直径20cmの小さめフライパンが型代わり。
フライパンで高速発酵(通常のパン作りの約半分の時間!)させたちっちゃな丸い生地たちは、こんな風にふくらんでくっついて、みちみちに。
フライパンで両面を焼くから、こんがりと香ばしく、中はふんわりもっちり。
「画期的!」と好評だった「フライパンちぎりパン」の進化はさらに続き……。
「ちぎりイングリッシュマフィン」も登場!
イングリッシュマフィンって、買ってくるかお店で食べるか、そんなイメージが強いですよね。
でもでも、じつはおうちで作れるんです! それもフライパンひとつで!
基本的な作り方は、「フライパンちぎりパン」とおんなじ。
生地をこねて、フライパンで発酵させて、フライパンで焼きます。
イングリッシュマフィンのポイントは、ずばりヨーグルトとコーングリッツ。
基本の生地にヨーグルトを加えることで、あのさっぱりとした味わいに。
しっとりもっちり食感になるのも、ヨーグルト効果!
そして、もうひとつ欠かせないのがコーングリッツ。
これを表面にまぶすのとまぶさないのでは大違い。カリッと香ばしく、一気に本格派の仕上がりに。
コーングリッツは、とうもろこしから作られるつぶつぶの粉。製菓用品店などで、100g140円ほどで売られています。薄力粉や強力粉などとくらべて、手に入れるのにハードルがあるかもしれませんが、その甲斐はあるので、ぜひご用意を。
さて、イングリッシュマフィンといえば! やっぱり思い浮かべるのは朝食。
「ちぎりイングリッシュマフィン」ならではの、おすすめアレンジがこちら。
大きいまま厚みを半分に切って、スクランブルドエッグとスライストマト、カリカリに焼いたベーコンをはさめば、ボリューム満点の超個性派ベーコンエッグマフィンサンドに。
ちょっと早く起きた休日に、手作りのイングリッシュマフィンで朝食(現実的にはブランチかな)なんていかがでしょう。
甘いのがお好みなら、ソテーしたバナナ&メープルシロップもおいしいですよ~。
フライパンひとつで、こね始めから焼き上がりまでほぼ70分で作れちゃうから、そんな優雅な朝の過ごし方も、できそうな気がしてきませんか♪
基本のちぎりパンのレシピはここからチェック!
料理/高山かづえ 撮影/寺澤太郎(「フライパンちぎりパン」分) 田村昌裕(「ちぎりイングリッシュマフィン」分) 文/編集部・清水祥子
(『フライパンで焼ける! 7つのちぎりパン』(オレンジページ刊)より)
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