
2018.10.04
独特な香りと、個性豊かな食感が魅力の〈きのこ〉。炒めてもゆでてもおいしいのですが、一歩間違えるとべちゃ~っ、へなへな~っとして、その魅力が半減してしまうことも……。
そこでおすすめしたいのが、きのこを〈じか火〉で焼く方法。
この〈じか火〉で焼くひと手間で、きのこのおいしさのかなめである〈香り〉と〈食感〉が、ぐんと引き立つんです!
必要な道具は、焼き網と菜箸だけ。焼き網は100円ショップでも購入可能なので、気軽にトライできますよ♪
それでは早速、「じか火焼ききのこ」の手順をご紹介~。
〈手順1〉
ガス台に焼き網をのせて中火で熱し、食べやすく分けた(または切った)きのこを菜箸で間隔をあけてのせます。弱めの中火にし、ときどき上下を返しながら焼きましょう。火の粉が飛ぶことがあるので、網をのぞき込まないようご注意を!
※五徳が低く、焼き網と火の距離が近いと、きのこが焦げる原因に。その場合は火を弱めるか、五徳をもう1つ重ねて高さを出して。
〈手順2〉
焼き目がついて、表面から水分が出てしんなりとしてきたら、焼き上がりの合図。皿などにとり、残りのきのこも順に焼きます。焼き目がついてきたら、きのこを網の端のほうに寄せると焦げすぎ防止になりますよ。 ん~、おいしそう♪
焼き上がったら、まずは塩をちょこっとつけて、すだちを絞っていただくのが、究極にシンプルな食べ方。
でもたとえば、こんな風にバターとしょうゆをからめたり……
はたまたこんな風に、油揚げといっしょにごま酢あえにしたり……
かたやこんな風に、たこやトマトといっしょにオリーブオイルにひたしたり……
挙句の果てには、こんな風に炊き込みご飯にしちゃってもおいしいんです……!
じか火で焼いたきのこは、どれもぷりっ、コリッ、シャキッ!といきいきとした食感で、はっとするおいしさ。
一年中出回っているとはいえ、やっぱりきのこは秋の味覚の代表格。この秋は、ぜひ〈じか火焼き〉で、きのこを堪能してみてください♪
料理/大庭英子 撮影/野口健志 文/編集部・山田彩
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