
2015.01.27
今年3月、北陸新幹線が開業することで話題を集めている金沢。その郷土料理「治部煮」をご存じですか? 治部煮とは、そぎ切りにした鴨肉もしくは鶏肉に粉をまぶして、野菜などと合わせた煮物。粉をまぶすことで、肉がしっとりした食感になり、煮汁もとろりと滋味深く仕上がるのが特徴です。お得食材の鶏むね肉がおいしくいただける治部煮のお手軽アレンジレシピをさっそくご紹介します!
鶏肉の治部煮
材料(2人分)
鶏胸肉 1枚(約200g)
にんじん 1/2本(約50g)
きぬさや 20g
煮汁
・だし汁 1カップ
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1/2
・砂糖 小さじ1
・塩 小さじ1/2
好みでおろしわさび 少々
小麦粉
作り方
【1】鶏肉は厚みが均一になるようにして、一口大のそぎ切りにする。にんじんは皮をむいて長さ4~5cm、1cm角の棒状に切る。きぬさやはへたと筋を取る。バットに小麦粉適宜を用意する。
【2】鍋に煮汁の材料を入れ、にんじんを加えて強火にかける。煮立ったらふたをして中火にし、5~6分煮る。
【3】にんじんが柔らかくなったら強火にし、鶏肉に小麦粉を薄くまぶしつけて加える。煮立ったら中火にしてアクを取り除き、5~6分煮る。きぬさやを加えてひと煮し、煮汁ごと器に盛って、好みでおろしわさびをのせる。
治部煮には、ほかにもバリエーションレシピがたくさんあります。春からますます注目が高まる金沢の郷土料理を、ぜひおうちで楽しんでみて!
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