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そのやり方間違ってるかも!市販の白髪染めが染まらないNG習慣5選【毛髪診断士監修】

2024.10.27

数本あるだけでも一気に老け見えする白髪。美容院で染めるのは時間もお金もかかるし、なるべく市販の白髪染めで染めたい!と思うけど、自分で染めると失敗しそう……なんて心配もありますよね。

そこで、「近年の白髪染めはひと昔前より格段に使いやすく進化しています」という毛髪診断士の本山典子さんに、失敗しない白髪染めのコツを教えてもらいました!

NG1:髪の生え際や耳まわりをクリームやオイルで保護していない

染料が生え際や耳まわりについてしまう人は、保湿クリームやオイルで保護していないのが原因かも。あらかじめ塗っておくと保護膜になり、染料が肌にじかにつくのを防ぎます。肌が敏感な人は肌荒れ防止にも。


NG2:手袋をぶかぶかのまま使っている

商品に付属している手荒れ防止用手袋は、大きいと手がすべって思いどおりに染料を塗れません。手首を輪ゴムで固定すると使いやすくなります。フィット性の高い手袋を使うのもおすすめ。

NG3:染料の量はケチらずたっぷり使う

余った染料をとっておける商品の場合、もったいないからと染料を少量しか塗らないと、すぐに色落ちしたり、染めムラの原因に。各商品の目安量をきちんと守りましょう。

NG4:何度もくしでとかしている

多くの商品は染料を塗布した後、付属のくしでとかす工程が。ここで何度もとかしてしまうと、染料が落ちてしっかり染まらないことも。1回とかせばO Kです。

NG5:いきなりシャンプーで洗い流している

白髪染めの色もちは、染め方以上に落とし方に大きく左右されます。とくに、髪になじませた染料をいきなりシャンプーで洗い流すのはNG。まずはお湯でていねいに流すのが重要です。

白髪用ヘアカラーの場合:お湯をもみ込んで乳化させるべし

脱色成分を含むヘアカラーの場合、お湯を髪にもみ込みながら、染料をしっかり乳化させることが大事。その後、シャワーで2~3分しっかり流した後、シャンプーをします。


白髪用ヘアマニキュアの場合:2分ほどかけてしっかりすすぐべし

脱色成分が入っていないヘアマニキュアは、お湯をもみ込む必要なし。ただし、シャワーで2~3分かけてしっかりすすいでからシャンプーをします。 


見落としてたかも……というポイントがあった人は、ぜひこの記事を参考にしながらセルフ白髪染めを試してみて!

教えてくれたのは……本山典子さん

一般社団法人国際毛髪皮膚科学研究所IRIHASS代表理事、公益社団法人日本毛髪科学協会毛髪診断士認定講師。各メディアで行うヘアケアアドバイスに定評がある。著書に『正しいケアで毎日が輝く! 毛髪診断士のときめき美髪BOOK』(メイツ出版)。

監修/本山典子 イラスト/カツヤマケイコ 原文/池田 泉 文/編集部・吉藤

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