10月14日に開業した「長崎スタジアムシティ」。
オープンに先駆けて行われたプレスプレビューへ、オレペエディターの
sakuraさんが行ってきました!
熱いレポートをお届けします。

一言で表すと「非日常的」もしくは「圧倒的絵力」……。そんな体験をして参りました。
ジャパネットたかたが2018年から総事業費約1,000億円をかけた大型プロジェクト「長崎スタジアムシティ」。通販事業のイメージが強い同社ですが、2本柱としてスポーツと地域創成事業にも注力されているそう。
長崎空港からバスで約60分、新幹線も停車する長崎駅から徒歩約10分の好立地にあり、サッカースタジアムを中心に、ホテル、バスケットボールなどを行うアリーナ、商業施設やオフィス棟を擁する大型複合施設です。
今回は、「サッカースタジアム」「ホテル」「アリーナ」を中心にレポートします。
臨場感あふれる「日本一ピッチに近いスタジアム」

プロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」の新ホームであるピーススタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク。
最大のポイントは日本一ピッチに近いスタジアムであること。客席が設置されているのはルールぎりぎりのピッチから約5メートル! 同社取締役のインタビューでは、「かなりピッチと観客席が近いので、選手としては緊張感が高まり、集中するのでスーパープレーが生まれやすいのではないか」という声も。
夜はピッチでレーザーショーを実施するようで、こちらは後述するホテルの客室からも楽しめます♪
さらにスタジアム関連で特筆すべき点がもう2点!
まず1点目はブルワリーレストランを併設していること。サッカースタジアムで醸造するクラフトビールは日本初ということです。
長崎市伝統の柑橘「ゆうこう」を使用したフルーティな味わいの「ヴィ・ビール」
2点目は、なんとこのスタジアム上空を通るジップラインがあること。サッカースタジアム上空を滑走するジップラインも日本初と聞きました。
上空258mを約30秒で滑走
非日常的な景色が楽しめる「唯一無二なホテル」
続いてご紹介するホテルでは、日本初の「サッカースタジアムビュー」が楽しめます。写真をご覧いただくと一目瞭然ですが、客室に観戦スペースがついている!? ような感じです。
客室の7割がスタジアムビュー
今回、私が宿泊したのはスタジアムビューで、ソファがあるバルコニーからスタジアムを臨むタイプでしたが、お部屋によってはバルコニーに本物の観客席がついているタイプもありました。滞在するお部屋直結で白熱する試合が観られるなんて、夢のような客室……。
試合がない日でも、客室の窓からグリーンの芝とブルーの観客席の景色が開放的に広がり、さらには自然豊かな長崎の風景を一望できるのはまさに唯一無二の体験。この景色を見るために長崎に来た甲斐があると感じられるほど、他では見られない圧倒的絵力がありました。
スタジアムを一望できるホテルロビーのテラス
さらにこちらのホテル、景色以外でもたくさんのオススメポイントが。絞りに絞って3つご紹介します。
まず1つ目は、クラブフロア限定で使用できるラウンジが超! 充実していること。朝、アフタヌーン、オードブル、ナイトキャップと1日4回ものフードプレゼンテーションがあることや、こだわりの器、こだわりのお酒が揃っている魅力あふれるラウンジ。お部屋で景色をゆっくり楽しみ、お腹がすいたらクラブラウンジへ……夢のおこもりステイが実現できそうです。
2つ目は、屋内プールと天然温泉。こちらも勿論スタジアムビューで、こんな景色の温泉、プール見たことなーい! という感想でした。プールにはジャグジーやキッズ向けプールも。ホテルのプールって子供NGのところも結構ありますよね……。子供とのホテルステイをどうしても楽しめきれないところも多いですが、こんなに素敵な景色を見ながら子供とプールを満喫できるのはとっても嬉しいです。
3つ目はオレペ読者さんに声を大にしてお伝えしたいポイント、県内の食材を多く活用した食の充実です。
例えば、名店ロブション出身シェフが腕を振るうレストランがあったり、ホテルメイドのパン食べ放題付ランチがあるカフェがあったりと、食事面でも楽しむことができます。
朝ごはんもこんな感じでスタジアムビュー。長崎県産の卵や、長崎ちゃんぽんもありました!
3つにポイントを絞りましたが、ほかにもジャパネットたかたらしく、お部屋にある寝具や家電を気に入ったら買えちゃうところや、こだわりのあるオリジナルアメニティなど語りつくせないほど魅力がつまったホテルでした。
エンタメも期待できる「可変式アリーナ」
続いてはハピネスアリーナ。プロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」の新ホームです。
海外のような作りで迫力のある試合が堪能できそうな予感が!
可変式の設計で、6,000人規模のコンサートやイベント会場としての活用も可能。このアリーナができたことで今まで誘致できなかったエンタメも長崎に呼べるようになり、県内での娯楽の増加、ひいては人口流出防止にも繋がると期待が高まっているそうです。
キッチン併設のアリーナもあり、前述したホテルのレストランシェフの料理を楽しみながら観戦できるのも複合施設ならではの嬉しいポイント。
PeaceとHappinessに込めた思い
今回取材した長崎スタジアムシティの中心となるホテルでは、プールや温泉、ラウンジも子供と楽しめるので、ファミリーでホテルステイを楽しむのにぴったり。サッカーに特段興味がなくてもホテルステイはもちろん、屋上に足湯を備える商業施設やレストランを含めスタジアムシティそのものを旅の目的地にできる画期的なものでした。
周辺には史跡である出島や、今年50周年を迎えたグラバー園もありますし、長崎ちゃんぽんでお腹を満たしたり……と市内観光も充実の長崎。
人気店老季の元祖生からすみちゃんぽん。長崎スタジアムシティにも出店しています!
長崎で感動とビジネスを両立した地域創成事業を成功させ、全国へ地方を元気にする取り組みを拡げたい、という熱い思いで取り組んでいるこのプロジェクト。随所にジャパネットたかたのこだわりや熱意を感じる取材となりました。
また、最後になりましたが、ピーススタジアム、ハピネスアリーナというネーミングからもあるように長崎という立地柄、平和に願いをこめた施設であることもお伝えしたい点です。ホテルには「平和」の思いに共感したクラブチームのコンセプトルームもありました。
コンセプトルームがあるフロア。廊下はピッチを意識した特別仕様に。
サッカー観戦を楽しんだり、家族や友人とホテル宿泊をエンジョイできるのも平和があってこそですね。たくさんの感動と笑顔が生まれる場所になりますように。