なすのおいしい食べ方といえば、油でとろりと揚げること。そんな〈揚げなす界〉きっての絶品料理が、高知県にあるんです! その名も「なすのたたき」。
なすのたたきとは?
なすの名産地・高知県安芸市の郷土料理。素揚げしたなすに、たっぷりの薬味と焼いたあじなどのほぐし身をのせ、ポン酢をかけていただきます。
今回はあじの代わりに、しらすを使った簡単レシピをご紹介。早速どうぞ!
『薬味どっさり! なすのたたき風』のレシピ
材料(2人分)
なす……4個(約320g)
〈A〉
かま揚げしらす……30g
しょうが……1かけ
みょうが……2個
青じその葉……10枚
ポン酢しょうゆ……大さじ3
サラダ油
作り方
(1)材料の下ごしらえをするなすはへたを取って縦半分に切り、皮全体に斜めに7~8mm間隔の浅い切り目を入れて、斜め半分に切る。10分ほど水にさらして水けを拭く。しょうが、青じそは細切りにする。みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りにする。
(2)なすを揚げて薬味をのせるフライパンにサラダ油を高さ1cmほど入れ、高温(185~190℃。乾いた菜箸の先を底に当てたとたん、細かい泡がシュッシュッと一気に出る程度)に熱する。なすを入れ、ときどき返しながら2~3分揚げる。薄く色づいたらペーパータオルに取り出して油をきり、器に盛る。Aを順に広げてのせ、ポン酢をかける。
こくのある揚げなすに、さわやかな風味が最高に合う~! ご飯がすすむ主菜としても満足感バッチリです。なすのおいしさを直球で味わえる一品、ぜひお試しを!