ネクストブレイク野菜⁉ “根ニラ” でミャンマー料理
こんにちは。
突然ですが、この野菜をご存じでしょうか。

真っ白でモヤシのようだけど、モヤシではない、
わしゃわしゃっとした感じはセリの根っこにも似ていますが…
これは
根ニラという野菜です。
ほんのりニンニクのような香りがします。
ミャンマーではポピュラーだそうですが、
まだ日本では一部の農家さんでしか作られていないみたい。
というわけで、ミャンマー料理研究家・鈴木ラペ子さんに
オンラインで根ニラのお料理を習いました。
ラペ子さんのオンラインレッスンは材料付きなので、
特殊な素材があってもすぐに家で作ることができます。

事前に、根ニラとスパイス類が送られてきました。
教えていただいたのは5品。
「豚肉と根ニラのプーアール茶煮」
「根ニラと豆と鶏の雑炊」
「根ニラと黒ゴマの温サラダ」
「根ニラと黒豆のかき揚げ」
「ミャンマーシャン風せんべい納豆」
あとからレッスン動画も送られてくるので、
ゆっくりと復習しながら作ることができます。
さっそく豚肉の煮物、かき揚げ、せんべい納豆を作ってみることに。
「豚肉と根ニラのプーアール茶煮」

豚バラ肉を濃く煮出したプーアール茶でコトコト煮て、
味付けはスパイスと塩、最後に根ニラを入れて煮ます。
見た目は茶色ですが、お醤油や魚醤は入っておらず、
プーアール茶の色なので、味は意外とシンプル。
コッテリの豚バラをさっぱりいただくことができました。
「根ニラのかき揚げ」以前も、ラペ子さんのレッスンで根ニラをいただいたことがあって、
一番簡単で気に入ったのが天ぷら。
レッスンではニンジンや黒豆とのかき揚げをご紹介いただきましたが、
材料を省略して根ニラだけのかき揚げを作りました。

これは、島らっきょうの天ぷらに似た味で、
ほんのりニンニクっぽい味がして、
この細さですが、ホクホク感が味わえます。
塩をぱらりとかけて、ビール。
「ミャンマーシャン風せんべい納豆」納豆は、アジアのわりと広い範囲で作られているようで、
ミャンマーにも納豆と言えるものがあるそうです。
そしてそれをせんべい状にして、調味料のような使い方もするとか。

納豆をペースト状にして、
根ニラとスパイスや塩を入れて薄く伸ばして乾燥させました。
ラペ子さんによると、根ニラを入れずに納豆だけで作ってもいいし、
他の香味野菜を入れてもいいとのことでした。
嚙みしめるとじんわりと納豆の味が口いっぱいに広がります。
おつまみにも、小腹がすいた時にも最高。
ちぎってご飯にのせてお茶漬けもアリ。
根ニラ、まだスーパーでは見かけたことがありませんが、
扱いやすく、葉物やモヤシよりも日持ちするし、
味もシンプルでアレンジが色々とできそうです。
日本の食卓にもなじみやすそうだと思いました。
そしてなんとタイムリーなことに、
日本テレビの「満天☆青空レストラン」で取り上げられるそう。
これでネクストブレイク⁉
してほしいな♪