栄養満点［パースニップ］白にんじん

此処ドイツでは、Pastinake/パスティナーケと呼ばれる
白にんじんが、どのスーパーにも置かれています。
旬は晩秋から春先まで

↓下、左はパセリの根、右が白にんじんです。

食用となる根は白く肉質で、爽やかな香り。
人参ほどの水分は含まれておらず、手にすると軽い。
ちょっと苦味を持っているけれど、火を通すと苦味は消え、
糖分がとても高く、離乳食に利用する人も多い。

パセリの根はビタミンC含有量がダントツに多いのに対し、
パースニップはビタミンCだけでなくビタミンB1、
ビタミンEも他の根菜類に比べ圧倒的に多いそうです。

また、抗酸化作用も非常に強いと言われており、
健康を意識する人には人気の高い野菜の一つ。

S&B スパイスの歴史に関する話の中の一つ、
デザイナーフーズプロジェクト
このピラミッドの頂点に属す、白にんじん、
パースニップが掲載されておりました。

食べ方は色々。
生でも食べられますが、一番のオススメはスープ。
冬の間は多いと週1で食卓に上がり、
黙ってはいるけれど男衆は不服そう。😅

薄切りにした玉ねぎを鍋で炒め、輪切りにした
パースニップを更に加えて炒めたら、水を加えて
コトコト煮て、ハンドブレンダーで液状にするだけ。

多くのレシピ本では、ジャガイモも加えたり、
生クリームや牛乳を加えますが、
このスープに限ってはコンソメなどのブイヨンも
不要だと私は思います。味付けは塩胡椒のみ。
月桂樹の葉を１−2枚加える日もあるけれど、
無くても十分です。口当たりがサッパリして、
身体が喜んでいるようにも感じます。

無農薬のオレンジ皮を削って香り付けする事も🍊