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編集部

季節の果実酒 ベリーのお酒

今年の初夏に仕込んだベリー酒が出来上がりました。
季節ごとの果実を使って、家庭でも果実酒を仕込むと、お酒を飲む時間だけでなく、ゆっくりと熟成されていく様子も楽しむことができます。ひと月もかからず手軽に出来上がるものから、何ヵ月も寝かせて出来上がるもの。果実の種類よって様々ですが、基本的にシンプルな材料で作れるので、あれこれ試しては、晩酌の時間を充実させています。

ベリーのお酒


今回は、ブルーベリーを多めに。ラズベリーとブラックベリーも加えて、ベリー酒を作りました。

材 料
・お好きなベリーたち 350g
・氷砂糖 180g
・ウォッカ 700ml
 ※割って飲むことが多いので、甘めの分量になっています。お砂糖の量は調整してみてください。

仕込むお酒は好きなもので大丈夫ですが(アルコール度数20度以上)果実の味や香りを活かせる、ホワイトリカーやウォッカなどの無味無臭のお酒を選ぶのがオススメです。

ベリーのお酒 作り方

① ベリーを丁寧に洗って、しっかりと水分を拭き取ります。
② 消毒した容器に、氷砂糖とベリーを交互に詰め込みます。
③お酒をそそいで、仕込みは完了です。
④ 瓶の中で踊るベリーたちを眺めながら、時々ふりふり。2、3週間待ちます。
⑤ どんどん色鮮やかに染まっていく様子も楽しんで。
⑥ 氷砂糖が溶けて、しっかりと色づいたら完成。(ゆっくりと飲んで楽しむ場合は、1ヵ月ほどで果実を取り出して保管します。)

完 成

度数は高いけれど、やっぱりオン ザ ロックで。
炭酸で割ってシュワシュワさせたり。シャンパンやスパークリングワインに少し加えて、香りと色も味わったり。(これはすぐに酔っぱらいます)ベリー酒は、目でも楽しめる果実酒。どんどんお酒がすすんでしまうので飲み過ぎにはご注意ください。


果実酒いろいろ

家庭で手軽に作ることができる果実酒。季節の果実が、瓶の中でぷかぷかと浮きながらゆっくりと熟成されていく様子を眺めるのが好きで、よく仕込みます。(お酒が好きというのは大前提)
正直、出来上がりを待ちに待って、ようやく開封したその味が、思ってたのと違う!!という経験もありますが。それも含めて、『いつも美味しいお酒をありがとうございます!!』と、酒造メーカーさんの企業努力に感謝して。次はもう少しお砂糖を多めにしてみようか、お酒の種類を変えてみようかと、試行錯誤を繰り返しながら自分好みの果実酒を作っています。毎年同じ味にはならないけれど、自分で仕込んだ果実酒を味わう瞬間は、何ものにも代えがたい特別感があり、至福の時です。ついつい飲みすぎますが、『ほどほど、ほどほどにね。』と言いながら、これからも果実酒で一杯を楽しんでいこうと思います。

日常から喜びを見つけて暮らしています。
家が好きで、基本的に台所まわりに生息中。

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