
ご存知ですか?名古屋名物[守口漬]とカリモリ

名古屋名物の一つ『大和屋守口漬総本家』
木樽に入った渦巻きの大根と瓜。
お中元、お歳暮で頂戴していたのを
今も鮮明に覚えています。
冷蔵庫を開けて、つまみ食いした奈良漬に酔い、
冷蔵庫と食器棚の狭い隙間に体操座りで、
真っ赤な顔して寝ていた、幼き頃の私。
その姿が母には印象強く残っていたようですが、
未だお酒はダメでも、こうした粕漬けは今でも大好き。
クマ夫は初めての日本で、鰻屋さんの鰻重に
添えられていた、2切れの奈良漬に舌鼓。
樽に入った守口漬け をドイツへ持ち帰り、
薄く切ってパンにも乗せて食べていたほど、
奈良漬、守口漬けは大の御気に入りです。
塩漬けした野菜を酒粕に複数回漬け込み
作られる漬物のことを奈良漬と称するのだとか。
そして、細長い大根「守口大根」を奈良漬に
したものが守口漬けとなります。
味噌や納豆は自家製でも、
奈良漬にまでは手が行き届かない。
守口大根の栽培も粘土質の我が家では無理。
中央に置かれた瓜、「カリモリ」ならドイツでも
作れるような気がして、何年か前から育てています。

栽培は思った通り、素人の私にも容易だった。

20センチ程の手のひらサイズの甘みを持った瓜。
