粋な蕎麦屋
「春立つと古き言葉の韻よし」後藤夜半
カルノブログNo.012
「ご当地&おでかけネタ」「おいしいもの発見」
今回は「粋な蕎麦屋」発見!

冒頭の句の「韻」はひびきと読むようです。先日、雪化粧のお姿(桜島)です。さて、昨年晩秋頃から仕事場近くの蕎麦屋に通い始めました。店の存在は二年程前から知ってはいたのですが・・。ある時、長野松本育ちの同僚曰く「鹿児島市内で一番だと思う」。蕎麦通の一言、重く受け止め、即訪問。

店内には蕎麦の実を加工する(皮を除去)部屋、臼で挽いて粉にする部屋があります。入り口脇で待っていますと目の前の加工部屋に「脱皮所」と小さなプレート。脱皮?なるほど皮を脱ぐ「脱皮」ではなく、皮を脱がす「脱皮」のようです。

「脱皮」という言葉が蕎麦の世界にあるとはツユにも知りませんでした。色紙は鹿児島市南洲寺焔恵(えんけい)和尚の筆。

残念ながら「店内撮影禁止」のため蕎麦の画像はありません。お品書きには冷たい・温かい蕎麦が全部で十二ほどあります。全部食べました、全て感動!テーブル横の壁には日本酒のラベルのコラージュ、粋です!来月、夜の部に行こうと思います。何と!夜の部では「お蕎麦はつきません」とのこと、流石です。美味しい蕎麦を美味しく頂ける・・これ以上の「平穏無事」があるでしょうか。「なんてことのない普通の日常」こそが「最高の幸せ」。店は「万謝:
ばんしゃ」・・美味しいをいつも貴方のおそばに!皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程