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編集部

地元の守り神【お人形さま】と100年続く老舗菓子処

昔々あるところにおじいさんと、おばあさんが住んでいました、、、

みなさま、こんにちは♪
いきなり脈絡なくはじまりましたが、
昔ばなしや民話が好きなれもんクッキーです^^
私の住む東北地方には昔からの言い伝えや民話などがたくさんあり、
子供の頃から身近に触れて育ちました。
遅くまで起きていると「鬼が来る」とか「お化けが出てくる」とか、
はたまた手長足長や安達ヶ原の鬼婆など、余計に怖くて目がさえて逆効果でしたが💧
そんなわけで、福島にはさまざまな伝説や習わしがあります。
その中で、古くから言い伝えられ、
地元の守り神になっている「お人形さま」をご紹介します◎

お人形さまって何?

お人形さまと言いましても、おままごと遊びができるお人形ではございません。
他を寄せ付けない圧倒的存在感で、
疫病から守る守り神として、この地に根付き日々人々を守り続けています。

現在、田村市(福島県中通り中部に位置)には
お顔の違う個性豊かなお人形さまが3ヶ所、別々の所に立てられています。

お人形さまは遡ること、江戸時代に磐城街道沿いに悪病が流行したため、
悪魔が村に入らないように魔よけとして立てられたのが始まりと言われているそうです。
高さ約4メートルで、なぎなたや刀を持っており、
両手を広げて通せんぼのポーズをしているのが特徴です。
毎年4月に大々的に衣替えをされるお人形さま、
その時は新しい青々とした髪の毛となり更に迫力を増します。
現在はいい感じに変化したブラウンヘアー♪

では最初にご覧いただくのは、
丘の急斜面に立てられた「朴橋 ほおのきばし」のお人形さま。
左手に刀を、右手になぎなたを持ってる様子は迫力があります!

続いて「堀越 ほりこし」のお人形さま。
こちらは歌舞伎役者のようなお顔立ちをされています。

最後は「屋形 やかた」のお人形さまです。
急な山林の高台にひっそりと佇んでおり、
何もない場所にお姿が見えてくるとその迫力に圧倒!

物言わぬお人形さまではありますが、
コロナ禍の時期はお人形さまの存在が更に大きく、
お人形さまに無病息災を願うことで、どれだけ心が救われたでしょうか。


世の中の平和と日々健やかに過ごせますよう切に願います!

無病息災・お人形さまのパッケージのお菓子

老舗菓子店にお人形さま現る!?
厄除けのお人形さまは、お菓子のデザインとなって登場♪
そのお菓子に出合えるのは、100年続く老舗の菓子処「あぶくま高原御菓子処 たまのや」

坂上田村麻呂ゆかりの田村市船引町に大正8年創業!

名物の玉銅鑼(たまどら)やお人形様はそのインパクトから
開けてびっくり、そして素朴で優しい味わいにほっこり。

伝統と文化を感じられる職人のこだわりが詰まったお菓子は、
地元民に親しまれ、また遠方から訪れる方々を惹きつけてやみません。

今回はお小遣いの予算内でと(笑)⇐すっかり童心にかえってます💧

お人形さまのパッケージ以外にちょっと珍しいモチーフのお菓子があるんです。
葉っぱ型の可愛いお菓子で、その名も「たばこ煎餅」※たばこは入っていません
たばこの葉をかたどったお菓子で、通常のおせんべいとは異なり、
優しい甘さの堅焼き菓子になります。

かつて葉たばこの耕作面積が日本一だったこともあり、
違う形で喜ばれる商品として残し伝えていくという
先代が考案して生まれたお菓子です。

さぁ、お茶の時間にしましょう^^

玉銅鑼(たまどら) しっとりとした生地に程よい甘さの餡とバターの塩気が絶妙。
あぶくま高原ブッセ ふわっとした生地に刻みチーズ入りのクリームの懐かしさに歓喜。
あわ饅頭 もちもちしっとりあわと上品な餡の虜。
たばこ煎餅 バターの風味とはちみつの優しい甘さは素朴で懐かしい味わい。

小豆や卵など厳選した材料を使用し、
ひとつひとつ丹精込めて作られ、素朴な味わいは心がホッと和みます♪

お人形さまをはじめとする田村市には、神秘的な鍾乳洞「あぶくま洞」
天体観測やプラネタリウムを体験できる「星の村天文台」があり、
7割が森という自然豊かな場所で心身共に開放感が味わえます♪
ひとあじ違った自分物語をつくりに出かけてみませんか^^


地元のことをお伝えすることができ、めでたしめでたし♪

食べること、作ること、自然に触れること、そしてランニングが好きです。日々の色々なものからインスピレーションを受けて、独自の創造力や心地よい生活スタイルを築いています。

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