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編集部

プレリードックやカナダグース…身近な動物 in カルガリー

こんにちは。春本番となり、いっせいに花が咲きはじめ、世界が一気に色づいたようです。
そして、あたたかくなると遭遇するのが……活発に動き出す動物! 今回は私の住んでいるカルガリーで身近な動物を紹介します。

【うさぎ】

一年中いますが、食べ物が乏しい冬に比べ、春は青々とした草を一生懸命食べている姿を見ることができます。

冬↓ ふと窓の外を見たら、こんな光景が。思わず見入ってしまいました。
春↓カルガリーに来るまで知らなかったのですが、冬は真っ白の毛色が、あたたかくなると茶色に変わります。
わりと大きいのです。つい先日も、群れをなしている様子が見られました。運転中や散歩中に、ふと、うさぎがいて驚かされることも。

【プレリードック】

ダウンタウンからほど近いエリアを歩いていて、小さな穴から穴へとちょこまか動いている動物=プレリードックを見たときの衝撃といったら。

動物園にいるものと思っていたら、普通に街にいるのです。先日も、子どもとサイエンスセンター(=科学館)の公園で遊んでいたら、いたいた! 遊んでいる子どもたちを警戒するでもなく、すばしっこく動いていました。

【カナダグース】

人気のあったかジャケットではありません。生き物のほうのカナダグース(=カナダガン)です。

カナダでも一部の地域では年中見られるようですが、カルガリーにはあたたかくなると、いっせいにやってくるよう。最初はうわー! と見るとテンションが上がりましたが……わりとどこでも見ることができます。そして、川辺などを歩くと、避けるのもあきらめたくなるほど、糞が……(笑)。

写真は、5年ほど前、来てわりとすぐに見た、子連れのカナダグース。

【リス】

あたたかくなって、家の花壇を片づけていたら、土の中からピーナッツの殻がいくつか出てきたんです。ん? と思ったのですが、どうやら リスが隠したよう⁉︎ びっくり。どこから見つけてきたの!?

そう、カルガリーにはリスがいたるところにいます。黒いリスのほうがよく見るように思います。電線をアクロバティックに伝っている様子も見たときは感動したものです。その愛くるしい姿に、来たばかりのときは目を細めていました。

しかし……!

作物を荒らすのです(涙)。子どもたちが種を植え、芽が出て大喜びした3本のひまわり。今では1本だけになりました。同じころ植えた球根もご臨終です。

家族みんなで大事に育てていたので、もう派手に荒らされた鉢を見たときは切なすぎて……。トマトなども標的になりやすいです。ネットを張るなど、早く対策をせねば。うまく共存できる道を見つけるべく、奔走中です。

===
以上、カルガリーで見られる身近な野生動物でした。

このほか、友人の家では庭まで鹿が来たり、わが家のまわりもたぬき(日本でもよく見られますよね)の目撃情報や、スカンクも姿は見られないものの、特有の匂いですぐにわかります。また、「コヨーテが出没します」の看板もちらほら。

少し前には娘のスクールから「(人間を襲う危険がある)ボブキャットが(スクールの)すぐそばで出没したから気をつけて」の連絡が来ました。

こういったことから、動物たちが生息しやすい自然に囲まれているんだな、と実感します。バンフ国立公園あたりまで行くと、さらに違った動物に出くわすことができるよう。今後どんな動物に出逢うのか、楽しみのひとつです。

カナダ・カルガリーで、カナダ人の夫とふたりの子どもと暮らしています。おいしいものや、めずらしいものを見つけるのが日々の楽しみ。パンやお菓子作り、テレビドラマ鑑賞が好き。後回しにしている体調管理に本腰を入れようと思うこのごろです。
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