
おもしろコレクション!「食と農」の博物館

皆様、こんにちは。みいです。
今日は先日行って面白かった穴場の博物館をご紹介したいと思います。
その名も東京農業大学「食と農」の博物館(東京都世田谷区)
以前から興味があったのですがなかなか行く機会がなくて。でも先日このご近所に用事があったので立ち寄ってみたら思いのほか楽しくて♪そして入場料なんと無料なんです!!
場所は東京農業大学に隣接しています。キャンパス内を歩いてみたら、さすが農大、いろいろなものが植わっていて緑豊かなキャンパスでした。

博物館は隈研吾さんデザインのおしゃれな建物。
大きな鶏のオブジェがお出迎えしてくれます。

食と農の過去-現在-未来を発信するというコンセプトで、大学の歴史展示、企画展示(今は「いきもの研究所の舞台裏」)、常設展示があります。
バイオリウム(生きもの空間)も併設されていて、一歩踏み入れるとそこは亜熱帯?!進化生物学研究所が世界中から集めた貴重な動植物が集まっているのです♪中南米エリア、アフリカエリア、熱帯雨林エリアなどなど見たことのない植物が所狭しと並んでいます。またマダガスカル固有の原猿類レムールという動物や大きなケヅメリクガメなども。


そして博物館2階がマニアックなコレクション展示で面白かったです。
①鶏の剥製標本コレクション
私こんなに鶏に種類があるとは正直知りませんでした・・・(^-^;
国内外の鶏さんの標本が120体も・・・卵も展示されていました。

②日本酒と酒器などの酒の風俗文化コレクション
まずどどんと目を引くのが酒瓶オブジェ。圧巻!!
こちらのコレクションは東京農業大学醸造科学科の卒業生による蔵元70軒の代表銘柄を展示しているとか。日本酒好きな人はここを眺めているだけで幸せになれそう♡

そして酒器と酒に関する風俗、文化に関するコレクションが面白かったです。江戸時代の錦絵や道具、国内外の様々なとっくりや盃など見ごたえありました。

③古農具コレクション
日本の産業遺産300選の指定を受けた古農具コレクションが詳しい解説と共にジオラマ展示してありました。
稲作の国ニッポンに生まれてもまだまだ知らないことがたくさんあると思わずにはいられない展示でした。

おまけ★キャンパス内のカフェに潜入
東京農業大学キャンパス内にSAZA COFFEEがあると知って、学校関係者じゃなくても入れるのかドキドキしながら潜入。心配は杞憂で誰でも利用できるとのことでした♡
ゲイシャという高級コーヒー豆を取り扱っていることで有名な、茨城県を中心に展開しているカフェです。1杯3,000円もするコーヒーも売っています。

私は初めてなので店員さんにお勧めを聞いてゲイシャハンターという看板コーヒーのアイス版を頂きました。飲んだことのない苦みがきいた深い味わい・・・。
店内は広々としていて綺麗で、ゆったりとした時間が流れていました。

後で調べたらサザコーヒーの社長さんが東京農大のOBのようですね。納得♪
大学博物館は去年は明治大学の博物館を満喫させていただきましたが(その時のブログはこちら)、今回東京農業大訪問もとても楽しかったです。穴場でお勧め♡