軽羹とデコン【帰省土産はこれ!】
「熔岩に秋風の吹きわたりけり」高浜虚子
カルノブログNo.009「軽羹とデコン」
八月テーマ「帰省土産はこれ!」
今回ご紹介は「甘いもの」と「酸いもの」です。
今年八月の鹿児島も暑い暑い日々です・・お盆の頃から少しだけ朝「涼風」を感じますが、掲句のように「秋風の吹きわたり」はまだまだ先でしょう。画像は8/11朝。
鹿児島土産と聞かれれば・・「さつま揚げ」「ボンタンアメ」「焼酎」など思い浮かびますが、数ある中でテッパンはやはり「かるかん」。昨今、銘菓「かるかん」には色々なアレンジが見受けられます。しかし軽羹王道は「
明石屋の軽羹」です。軽羹だけと餡の入る「軽羹饅頭」があります。
手提げ袋には「淡味真:たんみしん」と明石屋のモットーが。「明石屋の菓子づくりの中心に「淡味真」という考えがあります。それは、素材の持ち味を最大限に活かしお菓子を作ること。そして淡味の中にこそ、和菓子づくりの真髄があるとの考えです」(
明石屋HPより)。まさに「軽羹」の淡い甘さ・味わい・歯応えは「淡味真」!老若男女に喜ばれる和菓子です。
焼酎好き左党の方には桜島大根漬け「桜島デコン」。コレだけでツマミは充分!と言いたくなる程の味。
通販サイトには「世界一大きい桜島大根+世界一小さい桜島小みかん=桜島の美味しさを食卓へ!乾燥させた桜島大根と人参を、桜島こみかん入りの調味酢で漬けた旨味凝縮のお漬物。桜島の旨味をご堪能くださいませ」(
引用元)。大人がひと抱えするほどの桜島デコン(大根)とピンポン玉ほどの桜島小みかんのマリアージュ、是非ご賞味ください。まだまだ残暑厳しい日が続きそうです。軽羹とデコンで乗り切ってくださいませ、きばいやんせ!では皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。