れもんクッキー(福島)
こんにちは、れもんクッキーです♪
今年も梅しごとの季節がやってきました!
子供の頃から、ことのほか梅干しが大好きな私。
今でこそ、塩分を気にして、ご褒美的に食べていますが、
昔は祖母自家製の梅干しを、保存壺から取り出して食べるのが何よりの楽しみで、
今思うと「塩分の摂り過ぎ大丈夫か!」と心配するくらい、
そのままでパクパクと、私が家庭内で圧倒的に消費していました。
かといえば、子供の頃、梅しごとのお手伝いは裏庭の梅取りを多少手伝ったくらいで、
ほぼ食べている記憶しかございません💧
保存壺はカビないよう重石+蓋+新聞紙+紐でぐるりと厳重に保管。
けれど頻繁に梅干しを取るため、巻付ける紐の結びがぐちゃぐちゃになり、
祖母に「かぶれる」と注意されたこと数回(かぶれるは、カビがつくという意味)
そんな私も祖母に近づくべく成長(年齢)を遂げ、食べる専門から脱却し(笑)
梅酒は20代前半から、
梅干しや梅シロップは30代半ばから作るようになり、
今では欠かせない恒例行事となりました◎
何度か梅しごとを重ねていくうちに、
ジップロックを用いた梅干しや炊飯器の保温機能で作る梅シロップなど、
肩の力をぬいて気負わず作れるレシピに出合い、
梅しごとへのハードルがグングン下がりました♪
今年はブランデー梅酒2本、梅干し2kg、
梅シロップ1kgを仕込みましたので、皆さまにご覧いただけたらと思います^^
ブランデー梅酒をご存じですか?
私は5年前に、梅の産地・宮城県角田市で行われた「梅まつり」で、
ブランデー梅酒の存在を知りました。
ホワイトリカーの代わりにブランデーで仕込むだけなのですが、その衝撃たるや!
その時はおそるおそる作ってみたのですが、
初めて口にしたときの飲みやすさと美味しさに感激したものでした✨
こちらがブランデー梅酒のレシピになります◎
【ブランデー梅酒】
【材料】(果実酒用瓶 約4L)
青梅 1kg
氷砂糖 600g~1kg
ブランデー 1.8L
※保存容器は熱湯消毒し、完全に乾燥させておく。
【作り方】
①青梅を水で良く洗い、竹串や楊枝などでヘタをとり、一粒ずつ水気をふき取ります。
②保存容器の中に梅、氷砂糖を交互に入れ、ブランデーを注ぎます。
➂冷暗所に保存し、氷砂糖を溶かすために、1週間に1回程度 保存容器を静かに回します。
〇半年ほど置くと風味が増し、1年ほど熟成させると更に濃厚になります。
梅酒作りで1番好きな作業は、お酒を注ぎ入れる瞬間だったりします(笑)
トクトクと注ぎ込まれる音や様子に心癒されるのですが、
完成したという安堵感も含まれているのかもしれません^^
気温が高いと、気だるさや疲労感が残りやすくなりますが、
そんな時、梅シロップの爽やかさが元気を後押してくれます♪
梅シロップは様々なレシピがありますが、
私のお気に入りは炊飯器に入れて保温する方法です◎
きれいにやわらかく仕上がって、すぐに飲める点も嬉しく、
この完璧なお手軽さは、作るたびに感動です✨
【炊飯器で作る梅シロップ】
【材料】
青梅 1kg
氷砂糖 1kg
※5.5合炊きの炊飯器を使用
【作り方】
①青梅を水で良く洗い、竹串や楊枝などでヘタをとり、一粒ずつ水気をふき取ります。
②炊飯器に梅、氷砂糖を交互に入れます。
➂保温ボタンを押し約8時間 保温する。
お使いの機種により氷砂糖が残ることがありますが保存中に溶けるのでOK。
早速、完成した梅シロップを炭酸水(1:4)で割って梅ソーダとして美味しく頂きました^^♪
爽やかな初夏にぴったりの味わいです✨
最後に、忘れていた自家製味噌のことを。
仕込みから約3か月過ぎ、すっかりその存在を忘れかけていましたが、
梅しごとのお陰で思い出しました^^
天地返しをしましたところ、やはり表面にカビが発生していました。
範囲は狭いのですが、へび花火の残骸のような、ちょっとぞっとするカビでした💧
しっかりと取り除いで、お味噌をこぼさないようひっくり返します。
仕上げに、これでもかっ!というくらいアルコール度数の高い焼酎を吹きかけておきました。
混ぜた感じの状態はなかなかよかったので、完成が楽しみです♪
時間の経過とともに、こっくりと味わい深く仕上がってゆく保存食。
手作りならではの美味しさは勿論のこと、
旬の食材を美味しく長く楽しむ知恵が詰まっていて、
「日本人でよかった」と思う瞬間でもあります^^
身近な道具を使用して、意外と簡単にできますので、
梅しごと デビューしてみませんか^^
ひとつでもご参考になれば嬉しいです♪
では、また♪
食べること、作ること、自然に触れること、そしてランニングが好きです。日々の色々なものからインスピレーションを受けて、独自の創造力や心地よい生活スタイルを築いています。