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編集部

来年の食卓のために・手前味噌づくり

数年前から始めた自家製のお味噌づくり。毎年大寒を迎えた寒い時季に大豆と麹を注文して仕込んでいます。時間も手間もかかる味噌づくりですが、自分たちで作ったということも相まって美味しさは格別です。今回は、そんな我が家の味噌づくりをご紹介したいと思います。


大豆と米麹と塩

マルカワみそさんの「自然栽培大豆」と「塩きり麹(玄米)」を使ってお味噌づくりをしています。この塩きり麹はマルカワみそさんが事前に塩と麹を混ぜてくれているので、塩の分量を量ることなく仕込むことが出来ます。美味しいお味噌を作られているマルカワ味噌さんの物なので、塩加減もバッチリです。

お味噌作りは2日間

(水に漬けたばかりの大豆)
(翌日の大豆、ぷっくり)

お味噌作りの第一歩は、大豆をしっかり洗ってたっぷりの水に漬けることです。乾燥して小さく丸くなっている大豆を水に漬けてもどしていきます。私は翌日の午前中からお味噌の仕込みを開始したいので、逆算して前日のお昼ごろから水に漬け始めています。
大豆がしっかり水を吸ったら、蒸し器で3時間ほど蒸して柔らかくしています。途中で水を足しながら大豆が柔らかくなるまで蒸していきます。蒸しあがったら、ザルに上げて水を使って人肌まで冷まします。この時、蒸し器に溜まっている水は後ほど使うので取っておきます。

大豆が柔らかくなって人肌まで冷めたら、強度の高いビニール(漬物用など)に入れて踏み踏み。この踏み踏み作業からは娘も参加、リズムに合わせて楽しく大豆を潰していきます。
大豆が良い具合につぶれたら、塩きり麹を混ぜていきます。大豆と麹がムラなく全体に混ざるようにしっかり混ぜます。耳たぶくらいの柔らかさになるまで練っていきますが、この時水分が足りない用なら、取り置いていた蒸し器の水を足して調整していきます。
娘が一番張り切るところ、それがこの味噌団子づくりです。ここは私に任せて!!と一人で黙々と団子を丸めてくれます。
味噌団子ができたら、甕に向かって投げつけて、空気を抜きながらギュッと詰めていきます。表面を平らに整えたらその上から更に酒粕でピッタリと蓋をします。
重石をのせて、ラップを被せて、あとは10ヵ月ほど熟成させていきます。


蓋をして紙を被せ、紐で縛ったら完成。私は3キロと少量のお味噌仕込みなので途中で蓋を開けずに待ちます。3キロだと4人家族で1年分とはいきませんが、今の私にとっては丁度良い量です。もっと家族の手が借りられるようになったら、量を増やしていきたいと思っています。

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台所を拠点に日常の小さな幸せを探しています。
季節の食材を使った台所仕事の記録や家事の様子をひとりごとを添えて発信中。

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