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岩塚製菓[黒豆せんべい]で涙‼️

海を渡って日本から届けられた荷物に
岩塚製菓『黒豆煎餅』が入っていました。??

どのメーカーの御煎餅も美味しく甲乙付け難いけれど、
黒豆好きなのもあり発売当初から『黒豆煎餅』
大のお気に入りです。

母の生前、日本から送ってもらう荷物には、
いつも『黒豆煎餅』が入っていた。
何度、泣きながら食べただろう。
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一枚とて分けてやるものかと、食い意地の張った私は
気づかれぬように『黒豆煎餅』を隠したつもりだった

滅多に無い、一人きりの午後。
コレを食べたら、またココでの生活を頑張ろう。
そんな思いで棚を開けると煎餅が無い!

探せど探せど『黒豆煎餅』が見当たりません。

長男には棚を開けてまで食べ物を探すという考えが無い。
クマ夫は私の怒りを買うのを知っている。
次男だ!?

学校から戻ってきた次男に攻め寄り、
『黒豆煎餅』の在処を問い詰めた。

「日本のものは食べる前に尋ねよと言うのを
知っておろう!私を騙せるとでも思ったか?」

「僕だって食べたい? 不自由を強いられ、
異国で頑張っている私が
望郷の念にかられ
味わって頂くのと、
アンタの食べる煎餅の味は違う」

「芋の国の人間はポテチを食べてりゃ良いんだょ」
「許さん、許せん、ふざけるなーーー!」

私は隣近所に聞こえるような大声で次男を罵倒。
おそらく1時間は怒鳴り散らしていただろう。
肩を揺らし泣くのを堪える母。

「この恨みは一生忘れないからな、覚えてやがれ!」 

どすの効いた言葉に笑っちゃいけないと知りながら、
一瞬エクボを凹ませてしまった次男。

「笑ったな!このやろーーーーー!」

怒りにかまけ、私は次男の胸ぐらを掴んだが、
アレ、こんなに大きかったっけ?と殴るのをやめた。

コレが四捨五入すると60にもなる女の振る舞いか⁉️ 

あぁ、情けない。 

帰ってきた父親に言いつける次男へ

「僕は殴られ、当たりどころ悪く片目に青アザが出来て
 1週間治らなかったくらいだ。
殴られなかっただけ
 良かったょ。2度としないことだね。」とクマ夫。 

背負い投げしたことは覚えてるけれど、
そんな事したっけ?

「食い物の恨みは恐ろしい」と言うより、
それほどまでに美味しい、岩塚製菓『黒豆煎餅』です。

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