ライスペーパーだけじゃない!ベトナムの米文化は奥が深い【シンチャオ・ベトナム料理教室】
津野麻里先生の
ベトナム料理教室『シンチャオ』に行ってきました。
レッスンを受けるたびに新しい味、食材に出会えて、
ワクワクがとまらないお教室です。
今回新たに出会った食材は、
“Bánh Hỏi バインホイ”米の加工品です。

ベトナム語で「
Bánh(バイン) ~」といえば、“粉もの”みたいな意味だそうで、
“バイン・ミー” や“バインセオ” はもう、ポピュラーになってきていますよね。
“Bánh Hỏi” のホイにあまり意味はないみたいですが…
見た目は、ビーフンがくっつきまくったみたいなものです。
日本では乾燥したものが売られているので、ゆでて使いました。
※カルディで売られているという過去のweb情報を見つけましたが、今も取り扱っているかな?
今回は、このバインホイを楽しむメニューを2品習いました。
Bánh hỏi bò đun 牛焼肉とバインホイ

レモングラスや香辛料で下味をつけた牛肉でタマネギを巻き、グリル。
タレは2種類作りました。
①ベトナムの発酵調味料+レモングラス+パイナップル等々
②ヌクマム+砂糖+レモン汁等々(いわゆるベトナムのタレ)
極薄のライスペーパーにハーブ類を乗せ、
ゆでたバインホイと牛肉を乗せて巻き、
タレにつけていただきます。

牛肉は、ちょっとエキゾチックな焼肉という感じ。
タレ①の発酵調味料をつけるととっても複雑な味に。
いやぁ、しみじみ奥深いうまさ。
タレ②だとさっぱりといただけます。
Nem nướng Nha Trang ニャチャン風・つくねとバインホイ

ここに、新たなライスペーパー使いとして登場したのが、
豚肉のつくねの横の揚げワンタンみたいなカリカリ。
ライスペーパーを折りたたんで揚げたものです。
極薄ライスペーパーを広げたら、
←米加工品その上に野菜・ハーブ
つくね
ゆでたバインホイ
←米加工品揚げたライスペーパー
←米加工品 と、
米+野菜+肉+米+米という並び。
米加工品使いの奥の深さよ!

くるっと丸めて
レバーやトマトを隠し味に使ったピーナッツだれにつけていただきます。

豚つくねにバインホイ、
ミントなどハーブの爽やかさ、
そこにカリカリのライスペーパー、
そして濃厚ピーナッツだれ
色んな方向に向いている味が、
ライスペーパーで包まれて一体となり、
う
んまい。
言うまでもなく、
牛焼肉・豚つくね、どちらもビールが進むメニューです。
今回は、池光エンタープライズさんのベトナムビール付きということで、
みなさんとカンパーイ。

苦みの少ない、さっぱりビールは
お料理の味を邪魔せずグビグビいけちゃいます。
Chè ba màu あずき・緑豆・パンダンゼリーの3色チェー
デザートは、
みんな大好き
“チェー”

上から、
クラッシュアイス
ココナツミルクソース あずきの甘煮 緑豆の甘煮 パンダンリーフで
色と香りをつけたゼリー(3色と言いつつ4色に見えますが…白はソースなので💦)
冷たくて
トロトロで
さっぱりした甘さ。
おなかいっぱいでも、
カロリーを気にしていても、
ペロっと食べられちゃう、
無敵のベトナムデザートです。
ごちそうさまでした♪ベトナム料理を習い始めてかれこれ…17年
まだまだ知らないことだらけ。
ワクワクがたくさん残っています。