【食品学実験】~色素実験のきほんのき!紫キャベツでカラフルパレット~
おはようございます。
フリーランス管理栄養士の菱沼未央です。
今日は、これから旬を迎える紫キャベツを使ってできる
色素実験のご紹介です。
6~7月頃と11~2月頃*は
新鮮な紫キャベツが1玉200円ほどで買えるため
色素実験におすすめの時期です。
*紫キャベツは春撒きと秋撒きのものがあるため1年に2回、旬があります。
みなさんもスーパーや八百屋さんで紫キャベツを入手して
(家にない方は)酢と重曹を購入して
お子さんと一緒に
レッツ色素実験!!!
〈用意するもの〉
・紫キャベツの外葉(傷んでる部分などの食用に適さない部分でOK) 2~3枚
・水 4カップ=800mlほど
・重曹 実験する分だけ(詳細は手順参照)
・酢(酢酸) 実験する分だけ(詳細は手順参照)
・鍋 1つ
・透明のカップ 7個
〈手順〉
1.紫キャベツの外葉を適当に刻む(細かい方がアントシアニン抽出しやすい)。
2.鍋に分量の水と1を入れ中火にかける。
3.煮立ったら弱火に落とし15分ほど煮る。
4.粗熱がとれるまでおき、葉と煮汁にわける。
5.7個のカップに大さじ3ずつ煮汁を入れる。
6.👶🏻分量のお酢、重曹を入れてもらう(量は以下の写真参照)。
7.おまけ…色素実験のあとに泡実験をしてもたのしいです。
👶🏻赤寄りの色には重曹、青寄りの色には酢を入れてもらい、酸とアルカリを反応させてぶくぶくする様子を観察してみましょう。
二酸化炭素が発生し、泡が立ちます。酢や重曹は少量ずつ入れて様子を見てくださいね。
…念のため、下にトレーを敷くのをおすすめします!
8.今日も実験大成功!とたくさん褒める。
お酢や重曹を入れるときに「魔法使いさんおねがいしま~す」と声掛けし
色が変わったり
あわあわぶくぶくが出たときに「魔法成功~!!!」と言うと子どもも大喜び!
大人が見ても、魔法のような色の変化です。
紫キャベツが手に入るこの時期に
ぜひぜひお試しくださいね。
以上、管理栄養士の食品学実験でした!
※私は貧乏性かつ食べられる部位はすべて食べよう精神の持ち主なので
本来ならば廃棄するレベルの傷んだ外葉を使用して実験しています。
カット済みしか手に入らない場合は、ふつうに数枚使って煮出せばOKです。