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冷凍庫はパンパン、冷蔵庫は7割が節約に!? 家電王が教える電気代&フードロス削減テク

まとめ買いをした日など、食材の入れ方に迷いやすいのが冷蔵庫と冷凍庫です。「ぎゅうぎゅうに詰めたほうがいい?」「すき間を空けておいたほうが冷える?」など、どのように収納するのが正解なのか判断が難しいところですよね。

じつは、冷蔵庫と冷凍庫では、電気代やフードロスを抑えるための「正しい詰め方のルール」が全く異なります。今回は、〈家電王〉の中村 剛さんに、冷蔵庫と冷凍庫の賢い収納テクニックについて教えていただきました。

冷蔵庫は、詰め込みすぎると電気代がかかるってホント?

ホント
でも、電気代より高くつくのは「フードロス」かも。

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると冷気の流れが悪くなり、余分な電力がかかります。冷蔵庫の中身を半分にした場合、年間約1360円※節約になるというデータも。でもそれ以上に家計にとって痛手なのが、パンパンに詰めることによって食品の「廃棄ロス」が増えること。奥の食品が見えなくなり、期限切れで捨ててしまう損失で、さらにお金がムダになってしまうことも……。冷蔵庫は7割を目安に「見える化」するのが、電気代も食費も抑えるコツです。

※食品をいっぱいに詰め込んだ場合と、収納量を半分にした場合の比較

冷凍庫も、冷蔵庫と同じで「すきま」があるほうが冷える?

×ウソ
冷凍庫は「パンパン」のほうが節電になります。

冷蔵庫は「詰め込みすぎNG」ですが、冷凍庫はギッシリ詰めるのが正解。凍った食品どうしが保冷剤の役割を果たし、お互いを冷やし合うため、庫内の温度が上がりにくくなります。スペースがあいてしまう場合は、保冷剤や水を入れたペットボトルなどですきまを埋めておくのがおすすめです。

冷蔵庫と冷凍庫は、同じ「冷やす」家電でも、節電につながる収納方法が異なります。中身の量や入れ方を少し意識するだけで、電気代だけでなく、食品ロスの削減にも。ぜひ、それぞれの特徴に合わせた収納を毎日の暮らしに取り入れてみてください。

教えてくれたのは…
中村 剛
家電王

東京電力エナジーパートナー勤務。テレビ番組のスーパー家電選手権で優勝した経験を持つ〈家電王〉。動画マガジン「くらしのラボ」の配信をはじめ、各メディアで暮らしに役立つ家電情報を発信している。

(『オレンジページ2026年8月2日号』より)

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監修/中村 剛(東京電力エナジーパートナー) 原文/太田順子 イラスト/SANNO  文/こうらえりこ