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みちっ、むっちり新食感!話題のイタリアンプリン『ボネ』の手軽な再現レシピを紹介♪

ボネ』って知っていますか? イタリア発!ほんのりお酒が香る、甘さ控えめな大人のココアプリンで、みちっ、むっちりと驚きの新食感なんです。

その食感の秘密は、砕いたクッキーを入れるから! プリンの卵液を吸わせて焼くと、プリンのようなチョコ味のケーキのような新しい食感に……(すごい)。

最近では、某イタリアンファミレスの一部でも食べられる模様。そんなかくれた人気メニューのボネですが、意外にも作り方はシンプル。料理研究家であり、オレペエディターのmisaさんに作り方を教えてもらいました。
プリンといえばのお悩み、「す」が入らないのもうれしいポイントです!

『テリーヌ風ボネ』のレシピ

ビスケットが重さで沈んで2層になりますが、これは失敗じゃありません。むしろ2層の食感の違いを楽しんで!

材料(約21×8×高さ6cmのパウンド型1台分)

〈カラメル〉
グラニュー糖……60g
水……大さじ1
湯……大さじ1

牛乳……1と1/2カップ
インスタントコーヒー……小さじ1
市販のプレーンビスケット……50g
卵(Mサイズ)……2個
グラニュー糖……45g
ココアパウダー……30g
ラム酒……大さじ1
好みでトッピング用ビスケット……適宜

型について

パウンド型は湯せん焼きで湯が入り込まないよう、つなぎ目のないものを使う。

下ごしらえ

・オーブンを150℃に予熱する。
・カラメルと湯せん焼き用に湯を沸かしておく。
・ビスケットは厚手の保存袋に入れ、めん棒などで好みの粗さに砕く(ビスケットは細かいとしっとりなじみ、粗いとほどよく食感が残ります/下記画像参考)。

作り方

(1)カラメルを作る

口径15cmの小鍋にグラニュー糖と水を入れ、中火にかける。ふつふつと泡が出てきたら揺すり、全体に水分が回るようにする。

【POINT】砂糖が固まるので、溶かすときはかき混ぜないで揺すること。

(2)型にカラメルを流す

泡が細かくなり、濃い茶色に変わってきたら鍋肌の1カ所から湯を速やかに加える。鍋を揺すりながら、手早く型全体に流し入れる(はねとやけどに注意)。

(3)牛乳を温め、ビスケットを加える

同じ鍋に牛乳を入れる。弱火にかけ、木べらなどで鍋肌についたカラメルをこそげて沸騰直前まで温める。ビスケットとインスタントコーヒーを加え、コーヒーが溶けるまでよく混ぜて火を止める。

【POINT】生地はココア色なのでカラメルの色うつりを気にしなくてOK!

(4)ココアプリン生地を作り、型に流す

口径23cmくらいの耐熱のボールに卵を割り入れ、グラニュー糖、ココアパウダーを加えて泡立て器でよく混ぜる。3とラム酒を加え、さらに混ぜる。型に生地を流し入れる。

【POINT】(3)がさめすぎていたら、分離防止のため沸騰直前まで温めなおして。

(5)オーブンで焼く

オーブンの天板に20×23cmの耐熱のバットをのせ、(4)の型を入れる。バットの底から1~2cmまで湯をはる。150℃のオーブンで50分ほど湯せん焼きにする。ミトンや軍手をして斜めに傾け、中心部分がたるまなければ焼き上がり。たるむようなら5分ずつを目安に、様子をみながら追加で焼く。

(6)冷やして型から取り出す

粗熱を取り、冷蔵庫で6時間ねかせて生地を落ち着かせる。型の側面に小さめのナイフやパレットナイフをぐるりと一周そわせて動かす。器をかぶせて両手で押さえ、ひっくり返す。食べやすい大きさに切り、好みで砕いたビスケットを添える。

これで完成! ビスケットはでき上がりにも添えて、食感のコントラストを楽しんで

じつはプリンカップで作るのが、本場風!

ボネはイタリアの方言で「ベレー帽」という意味。古くから使われていた銅製の円形型から出した形が似ていることが由来ともいわれています。作り方は「テリーヌ風ボネ」の作り方を参考にし、同様に生地を作って焼きます。ただし、耐熱のプリンカップ(容量150ml)5個に生地を100mlずつ注ぎ、25分湯せん焼きにして。

イタリア発の新食感スイーツ、ボネ。プリンのようなケーキのような、不思議な食感に驚いてください!

教えてくれたのは…
misa
料理家、オレペエディター

保育士として子どもたちからパワーをもらい、お菓子作りを行う。華やかなのに手軽なレシピでInstagramのフォロワー数は39 万超え。『気楽に作れて、これ以上おいしいレシピを私は知らない。』(KADOKAWA)は第12 回料理レシピ本大賞(お菓子部門)大賞受賞。

詳細はこちら

『オレンジページ』2026年5月2日号より)

料理/misa  写真/福尾美雪 スタイリング/浜田恵子 文/編集部・堀部