春でも20℃越えの今!お弁当の食中毒リスクを減らす『意外な調理方法』をレクチャー
春からスタートする人も多い「お弁当作り」。
盛り付け方やおかずのバリエーションなど、こだわりたいポイントはいろいろありますが、食中毒対策も忘れないで!
「お弁当のいたみ」といえば、夏のイメージが強いかもしれませんが、春にもかかわらず気温が20℃を超えることも多い昨今は、この時期から対策を。
とくに、意外とやりがちな調理方法には注意して!
卵焼きは半熟に注意。不安なら、電子レンジで追加加熱を

生卵を食べる習慣のある私たちは、肉や魚に比べ、卵の火の通りは油断しがち。とはいえお弁当に入れる場合は、それだとちょっと危険かも……。
肉や魚も同様ですが、卵においても中心温度75℃で1分以上加熱するよう心がけて。火の通りぐあいがわかりづらい場合は、念のため、電子レンジで追加加熱するといいですよ。ただし、だし巻き卵はしっかり加熱したとしてももともとの水分量が多いので、控えたほうがいいでしょう。
サンドイッチ弁当は、パンにバターを塗って水分のしみ込みを予防!

サンドイッチ用のパンにバターを塗るのは味つけのためだけでなく、パンが具材の水分を吸っていたんでしまうのも防いでくれます。ただし、マヨネーズを使った具材は水分が出やすいので要注意。
また、きゅうりやキャベツなどの生野菜もついついいっしょにはさみたくなりますが、これらは想像以上に水分が出やすいんです。塩もみして水けを拭き取るなど、ひと手間加えてみて!
汁けが出そうなおかずは乾物とあえたり、片栗粉でとろみをつけよう

どんなに気をつけていても、おかずから完全に水分を取り去ることはほぼ不可能。そんなときに役立つのが乾物です。たとえば、ナムルやあえものなどにとろろ昆布や削り節、すりごまなどを加えると、食材から出た水分を吸って汁もれを防いでくれます。
また、照り焼きや肉巻きのからめだれなどには片栗粉をプラス。とろみがついて汁もれしにくく、さめてもおいしい!
ちょっとのひと手間で、食中毒のリスクを減らせるならやらない手はない!
ぜひ、実践してみて。
料理家・祐成二葉氏のアシスタント、祐成陽子クッキングアートセミナーの講師を経て独立。2児の母で、自身の育児経験から、離乳食、幼児食のメニュー、レシピ提案に力を入れている。
作りやすく、野菜たっぷりの家庭料理とおうちおやつを中心に、いつもの料理をちょっとした組み合わせの変化で楽しめるアイデアレシピが得意。
監修/新谷友里江 イラスト/キョン 取材・原文/児玉知子 文/編集部・伊藤






