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【感動レシピ】塩だけでここまでおいしくなるなんて…『鶏ももと小松菜のスープ煮』

毎日の料理で頼りになる小松菜を、鶏もも肉と合わせてシンプルなスープ煮に。

鶏のうまみと玉ねぎの甘さが溶け込み、塩だけでもしみじみおいしい一皿。小松菜をどっさり使えて彩りもよく、ワンパンで仕上がる優秀レシピです。

『鶏ももと小松菜のスープ煮』のレシピ

材料(2人分)

鶏もも肉(大)……1枚(約300g)
小松菜……大1わ(約250g)
玉ねぎ(小)……1/2個(約60g)

〈A〉
塩……少々
こしょう……少々  
小麦粉……大さじ2

サラダ油……大さじ1
白ワイン(なければ酒)……大さじ2
塩……小さじ2/3
こしょう……少々

作り方

(1)下準備をする

・小松菜は幅1cmに切る。
・玉ねぎはみじん切りにする。
・鶏肉は8等分に切り、〈A〉を順にまぶす。

(2)焼いて煮る

直径24cmのフライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉の両面を焼きつける。肉の色が変わったら玉ねぎを加えて1分ほど炒め、白ワインと水1カップを加える。煮立ってきたら塩、こしょうをふってふたをし、弱火で8~10分煮る。中火にして小松菜を加えて混ぜ、煮立ってきたら再びふたをして弱火で3分ほど煮る。

POINT
鶏肉には塩、こしょうで下味をつけたあと小麦粉をまぶしてから焼くことで、煮汁に軽いとろみがつきます。

シンプルな材料でもしっかりおいしく、何度でも作りたくなる気軽さ。ひと口味わえば、体の芯までふわっと温まるようです。

『オレンジページ』2025年12月2日号より)

教えてくれたのは…
大庭 英子オオバ エイコ
料理家

料理家、福岡県出身。基本をふまえながらも、アイディアに満ちあふれる料理を日々提案。身近な材料と調味料の組み合わせが絶妙で、大胆で素材を生かすシンプルなレシピが人気。『オレンジページ』では創刊当時から活躍。数多くの雑誌や書籍で支持される。

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料理/大庭英子  撮影/南雲保夫 スタイリング/佐々木カナコ 文/池田なるみ