
ふわっふわ♡ ハイジの『白パン』のレシピ・作り方【プロセス写真つき】
だれもが憧れる、ふわふわ柔らかな白パン。
手作りするのは難しそう? いえいえ、じつは作り方はけっこうシンプル。初心者さんにもおすすめの自家製パンなんです。
ひとつひとつの工程を写真つきで紹介するので、時間のある休日にぜひチャレンジしてみて!
ハイジの『白パン』のレシピ

材料(直径約10cmのもの6個分)
強力粉……300g
砂糖……15g
塩……5g
ドライイースト……6g
バター(食塩不使用)……35g
〈牛乳液〉
牛乳……110ml
水……120ml
打ち粉・仕上げ用の強力粉……適宜
サラダ油……適宜
下ごしらえ
バターは1cm角に切り、室温に30分ほど置き、柔らかくする。
作り方
生地の材料を混ぜる
(1)大きめのボールに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れ、さっと混ぜる。
(2)耐熱容器に牛乳液の材料を混ぜ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で1分ほど加熱する。(1)のボールに加え、ゴムべらで全体がなじむまで、さっと混ぜる。
(3)手のひらのつけ根で、生地をボールに押しつけるようにして、ひとまとまりになるまで5分ほど混ぜる。調理台に打ち粉をふり、生地をのせる。
生地をこねる
(4)生地の端をつかみ、そのまま調理台に力強くたたきつける。手前から半分に折りたたみ、生地の横を持って(写真右)、同様にたたきつける。生地の表面につやが出るまで、この作業を10~20分繰り返す。
Check
うっすらと透けるくらいまで、生地を薄くのばしてみて、切れないようならこね上がり。(5)生地を手で押さえてざっと平らにする。バターをのせて包み込み、生地をつまんで丸く閉じる。
(6)両手のひらのつけ根で向こう側に押しつけ、バターをつぶして生地にすり込むようにしながら、バターが全体になじむまで10分ほどこねる。さらに、(4)と同じ要領で8~12分こね、生地をのばして再度チェックし、丸くまとめる。
一次発酵させる
(7)ボールにサラダ油を薄く塗る。生地をボールに入れ、生地の表面に霧吹きでかるく水を吹きかける。ラップをかけてオーブンに入れ、発酵機能(35℃)に設定し、50分ほど発酵させる。
※オーブンに発酵機能がついていない場合や、35℃に設定できない機種の場合は、室温(22℃以上)で60~90分置いて発酵させる。発酵させると、だいたい1.5倍くらいの大きさにふくらむ。
Check
人さし指に打ち粉をし、第一関節まで生地に差し入れてみて、そっと抜く。穴があいたまま生地が戻らなければ、きちんと発酵している証拠。
–{いよいよ成形!}–
生地を分割し、成形する
(8)調理台に打ち粉をふって生地をのせ、包丁で6等分に切る。生地を手のひらにのせ、つぶれないようにころがし、表面全体がなめらかになるように丸める。残りの生地も同様にする。
(9)生地の表面にかるく強力粉をふり、ゴムべらなどの柄を生地の真ん中に押し当てて、割れ目を入れる。
二次発酵させる
(10)オーブンの天板にオーブン用シートを敷き、(9)の生地を間隔をあけて並べる。生地の表面に霧吹きでかるく水を吹きかける。オーブンを発酵機能(40℃)に設定し、天板を入れて30分ほど発酵させる(途中、15分ほどたったところでいったん取り出して、再び水を吹きかける)。発酵を終えたら生地を取り出し、オーブンを160℃に温めはじめる。
※オーブンに発酵機能がついていない場合や、40℃に設定できない機種の場合は、室温(22℃以上)で30~50分置いて発酵させる。途中、生地の表面が乾燥しないように、こまめに水を吹きかける。
オーブンで焼く
(11)仕上げ用の強力粉を、茶こしを通して生地にふる。ゴムべらなどの先のとがったところを使い、もう一度深く割れ目を入れる。
(12)160℃のオーブンで12分ほど焼き、取り出して、ケーキクーラーなどにのせてさます。
ポイントは生地をしっかりとこね、2回に分けて発酵させること。
手作りならではの焼きたてふかふか食感とやさしい味わいをご堪能ください♪
(『オレンジページ』2014年5月2日号より)
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料理/桑原奈津子 撮影/田村昌裕 スタイリング/前田かおり 文/編集部・渥美