
たけのこは漬けるべし!『しょうゆ漬け』『オイル漬け』の絶品レシピと食べ方【水煮でOK】

3月ごろから旬を迎えた「たけのこ」。まだ出回っている今のうちにぜひ作って欲しいのが「たけのこ漬け」です。
シャクシャクとした食感と、漬け込んで味がしみしみのたけのこは、最高のおいしさ!
作り方も簡単。たけのこは市販の水煮やゆでて売られているものを使ってもOKなので、気軽に作れます。もちろん、あく抜きから始めれば生のたけのこならではのすがすがしい風味を存分に味わえますよ。
>>「米」を使って30分でできる!簡単な『たけのこのあく抜き』
今回は、こんがりと焼いてピリ辛しょうゆに漬けたものと、にんにく香るオイル漬けの2品を紹介します。でもその前に……
たけのこの白い部分は「チロシン」。食べてもOK!
たけのこの水煮を使う場合、切ったときに節の間についている白いものがあります。これは「チロシン」と呼ばれるアミノ酸の一種なので、食べても問題ありません。気になる場合は、水洗いするときに取り除けばOKです。
では、さっそくレシピをチェック!
おすすめの「たけのこ漬け」①
『焼きたけのこのピリ辛しょうゆ漬け』のレシピ
こんがりと焼いて水分が抜けたたけのこに、ピリ辛しょうゆがしみしみに。食感も楽しい、春を感じられる手軽な漬けものです。
材料 (作りやすい分量)
たけのこの水煮……150g
しょうゆ……大さじ3
みりん……大さじ2
赤唐辛子の小口切り……小さじ1/2
作り方
(1)
たけのこは洗ってペーパータオルで水けを拭き、縦4等分に切る。
(2)
オーブントースターの天板にアルミホイルを敷き、たけのこを並べる。トースター(1000W)に入れ、ときどき返しながら焼き色がつくまで約10分焼く。取り出して粗熱を取る。
(3)
節の間に包丁を入れるようにして薄切りにする。
穂先は3㎝ほど残し、縦に切る。
(4)
保存容器にしょうゆ、みりん、赤唐辛子、たけのこを入れて半日~1日なじませる。冷蔵で1週間ほど保存可能。
これで完成。そのまま食べてもおいしいし、ご飯のおともにも合いますよ。他にも食べかたはいろいろ!
『焼きたけのこのピリ辛しょうゆ漬け』の食べ方アイディア

焼きそばに入れて
ごま油で炒めた中華麺に、たけのこと漬け汁、にらを炒め合わせるだけで絶品麺に。

クリームチーズであえて
たけのこ漬けをクリームチーズとあえるだけ。のりで包んで食べれば、後ひくおいしさのおつまみに。
さて、もう1品は、「たけのこって、洋風に食べてもおいしいんだ」とバリエーションが広がるオイル漬けです。
–{パスタやパンに!『たけのこのにんにくオイル漬け』のレシピ}–
おすすめの「たけのこ漬け」②
『たけのこのにんにくオイル漬け』のレシピ
たけのこの食感や味わいを存分に楽しめる、やみつき味のオイル漬け。そのままはもちろん、アレンジして食べるのも楽しい一品。
材料(作りやすい分量)
たけのこの水煮……150g
〈A〉
にんにくのすりおろし……大さじ1
塩……小さじ1~小さじ1と1/2
赤唐辛子の小口切り……小さじ1/2
オリーブオイル……1カップ(200ml)
作り方
(1)
たけのこは洗ってペーパータオルで水けを拭き、1㎝角に切る。
(2)
保存容器にAを入れて混ぜる。
(3)
たけのこを加えて半日~1日なじませる。冷蔵で1週間ほど保存可能。
※オリーブオイルが白くクリーム状に固まることがありますが、味や状態には問題ありません。
そのままおつまみとして食べてもおいしいですよ。
「たけのこのにんにくオイル漬け」の食べ方アイディア

アヒージョにして
アヒージョにたけのこを入れれば、食感のアクセントに。オイルも使えば、味つけいらずです。

ブルスケッタにして
角切りにしたトマトとあえたら、焼いた食パンにのせるだけ。パセリをふればおしゃれな一品に!
たけのこご飯や煮ものなど、たけのこの定番メニューを堪能したあとは、ぜひこの「たけのこ漬け」にもチャレンジしてみてくださいね。
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編集・文/堀部