
旬のうちに一度は食べたい! 山菜「こごみ」のゆで方&食べ方アイディア【絶品・浅漬けレシピも】

春に広く出回る山菜・こごみ。3月ごろから見かけるようになりますが、東北など寒い地域ではこれからが出盛りです。

「こごみ」とはどんな山菜?
こごみは山菜のなかでも苦みやクセがないため食べやすく、シャキシャキとした食感と粘りけがあるのが特徴です。アク抜きいらずで、ゆでるだけでおいしく食べられるので、旬のうちにぜひ食べたい食材!
ゆで方はとっても簡単ですが、きれいな色とシャキシャキ食感をキープするコツがあるんです。そこで、おいしいゆで方と簡単な食べ方を紹介します。
「こごみ」のゆで方(下処理)
材料 (作りやすい分量)
こごみ……10本(約100g)
塩
ゆで方
(1)
こごみは根元の堅い部分を切り落とす。渦巻き状の部分を水でしっかりと洗い、汚れを落とす。
(2)
鍋にたっぷりの湯(約1L)を沸かし、塩大さじ1を入れる。こごみを入れ、2分ほどゆでる。
(3)
ざるに上げて冷水でさまし、ペーパータオルで水けを拭く。すぐに食べない場合は、冷凍用保存袋に入れて冷凍で1カ月ほど保存可能。
冷水でさっとしめるのが、きれいな色とシャキシャキ食感をキープするコツ。さあ、ゆでたてをさっそく食べましょう!
–{ゆでこごみの食べ方&絶品浅漬けのレシピ}–
「ゆでこごみ」の食べ方アイディア

しょうゆおかかマヨで
しょうゆ、マヨ、削り節を混ぜてディップに。濃厚な味が、ゆでたこごみと相性抜群。

ごまあえにして
めんつゆとすりごまであえるだけで、春らしい粋な箸休めに。

ナムル風にして
山菜のナムルは韓国でも定番。ごま油、塩、おろしにんにくであえるだけで絶品。
最後に、これはぜひ一度作ってみて欲しい! というおすすめのレシピを特別に紹介します。
「こごみの浅漬け」のレシピ
酢のさっぱりとした風味と、シャキシャキの食感で箸が止まらない一品。作り置きもできて、こごみのおいしさを再発見できます。
材料(作りやすい分量)
こごみ(ゆでたもの) 10本
〈A〉
水……大さじ1
酢……大さじ1と1/2
しょうゆ……大さじ1
砂糖……小さじ2
塩……小さじ1/2
赤唐辛子の小口切り……小さじ1/2
作り方
こごみは食べやすい長さに切る。保存容器にAを入れて混ぜる。こごみを加えてあえ、味をなじませる。冷蔵で4〜5日ほど保存可能。
そのまま食べてももちろんおいしいですが、お料理にちょっと添えると春を感じる盛りつけに!
ゆでるだけでもおいしく食べられる「こごみ」は、春だけのお楽しみ。ぜひ旬のうちに食べてみてくださいね。
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文/編集部・堀部