【おうちでできる簡単ミニツリーの作り方】花屋で買える枝物をカットして、貼るだけ!
今年のクリスマスはこんなツリーを作って飾ってみませんか? この季節、お花屋さんの店先には、モミなど、いろいろな種類の針葉樹の枝物が並びます。これは、そんな枝をカットして貼り付けて作ったミニツリー。フレッシュな針葉樹の芳香を楽しみながらのツリーづくりに挑戦してみませんか。

このツリーの材料は、ブルーアイス、ブルーバード、モミの3種類の針葉樹に、好みのオーナメントを、グルーガンで貼り付けて作ります。使うのはワイヤやプラスチックの円錐形の土台。あらかじめ土台にココナッツファイバーを入れておきます。

まずは枝を細かく切り離します。大きさ別にしておくと、貼り付けるときにとてもラクチン。

カットした枝を土台に貼り付けてツリーの形にしていきます。

すべての枝を貼り付けたら、好みのオーナメントでデコレーションしてでき上がり!

オーナメントを変えるだけで、ツリーの雰囲気も変わるのも素敵ですね。例えば金と銀だけでシックにしたり、赤い実や木の実をつけてかわいらしくしたり、自分のセンスを発揮するのも楽しいものです。
このツリーを作ったのは松尾亜紗子さん。フラワーアレンジメントからナチュラルなリースづくりなど、幅広く活躍中のフラワーアーティスト。シックな色合わせやモーブ系のおしゃれなブーケが人気です。

ツリーのほかにもナチュラルなリースやガーランドでクリスマスを盛り上げて! しかもこんなシンプルなデザインなら、イベントが終わってからも長くドライになるまで飾って楽しめますよ。

そして、季節が変わって春になればミモザ、夏になればアナベル、秋にはグラス類など、一年中、ナチュラルは部屋飾りを楽しめます。もちろん、この形でクリスマスに針葉樹で作ってもいいんです! アレンジは自由自在です。

(オレンジページ刊『6つの形のナチュラルリース&.』より)
教えてくれたのは…松尾亜紗子さん
1979年神奈川県横浜市生まれ。大手生花店にて主にブライダル、ホテル装飾に携わったのち渡仏。パリのフラワーショップを経て、帰国後の2016年、自身のブランド「Les Prairies atelier asako」をスタートさせる。2018年に横浜、馬車道にアトリエをオープン。レッスンやカルチャーセンターの講師など幅広く活動。中間色のグラデーションや花選びのセンス、ブーケ、アレンジメント、フラワークラフトまで花材それぞれの個性を生かしたシックな作風が持ち味。
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リース制作/松尾亜紗子 文/編集部・はらだま









